学習する組織を目指そう!②

昨日は、私がチームビルディングを
学んでいるコミュニティ
「チームジャイキリ」が
「学習する組織」を目指そう!
と思ったらすでにそうなっていた
という話をしました。

そこで、今日のブログでは、
「学習する組織」にするには
何が必要なのか?
ということを書きたいと思います。

あらためて、
学習する組織とは・・・

目標に向けて効果的に行動するために
集団としての意識と能力を
継続的に高め、伸ばし続ける組織

と定義されています。

このような組織を作るためには、
「戦略の構造」というものが
必要になると言われいます。

「戦略の構造」とは
「基本理念」
「理論・ツール・手法」
「インフラのイノベーション」

この3つの要素からなる
学習環境が必要です。

1つ1つ説明したいと思います。

「基本理念」とは、
経営者と社員で共有され
実践されている考え方です。

ポイントは
共有され実践されている
ということです。

壁にかけられた額縁の中にある
理念ではなく、
仕事をする中で実践されている
理念です。

いつもブログに書いているように
人はやりたいことしかしません。

その理念がやりたいことでないと
理念実現に向けて行動するはずか
ありません。

だから、まずは、
経営者も社員もいいね!と思える
理念が必要になります。

ちなみに、チームジャイキリでは、
「チームビルディングが当たり前の世の中へ」
というのが理念になっています。

次に「理論・ツール・手法」とは、
「基本理念」を実現するには、
組織に関するさまざまな理論や
問題解決するためのツールや手法が
必要になります。

例えば、
「効き脳」、「基本的欲求」、「行動特性」、
「目的・目標」、「氷山モデル」、「システム思考」、
「コーチング」、「フィードバック」、「対話」
といったものです。

チームジャイキリでは、
コンサルタント養成講座と
卒業後のレクチャーの中で教えてもらっています。

私がブログで書いている内容は、
まさに、これです。

そして、最後は、
「インフラのイノベーション」です。

「理論・ツール・手法」をメンバーが身に付けるには
学んで実践する場が必要になります。

例えば、研修は基本的なインフラです。

ただ、研修で学んでも
使えるようにならないので、
トレーニングの場や練習会なども
必要になります。

また、アクション・ラーニングのように
学んだことを活用して、
日常業務の問題解決をするような
会議の場も必要になります。

私のコンサルティングの現場では、
OKRを回していきながら、
アクション・ラーニングをやっています。

チームジャイキリでは、
トレーニングの場も用意されていますし、
お互いの実践報告する共有することで、
疑似体験をすることもできるし、
コンサルティングの現場に
立ち会うことができたりします。

また、今回の10周年に向けて、
対話の時間を十分にとって
コミュニティーをどうしていくか?
話し合ってきたのも、インフラです。

こんな風に、
「チームジャイキリ」というコミュニティーは、
さすが、組織作りのプロが
組織作りをしているだけあって、
「学習する組織」がベースになっています。

こんなコミュニティーでも、
10年も続けていると、
機能しなくなるところが出てきます。

組織は人の集まりで、
人が変われば、組織は変わります。

人は不変ではないので、
組織も変わらざるを得ません。

では、どうしたらよいのか?というと
「学習する組織」の原理原則にもどって、
あらためて、「基本理念」から
作り直すということなんだと思います。

10年間、チームビルディングを学んできた
我々が、何を実現したいのか?

「基本理念」を明確して、
その実現のために、
もう一度、学びながら、実践していく・・・

世の中が複雑になって、
10年前よりも、チームビルディングが
必要になってきていると思います。

これまでは、
個々のメンバーが
それぞれの現場でコンサルティングして
来ましたが、
これからは、
チームとしてコンサルティングする機会が
増えていくと思います。

ピータードラッカー氏が言う通り
成果は常に外にあります。

外向きの組織していくためにも
組織が安定している必要があります。

メンバーが外に向けて動けるように
組織をどう安定させていくか?

やはり、「学習する組織」に
ヒントがあると思いました。

コミュニティーのメンバーで
考えていこうと思います。

さて、今回は、
「チームジャイキリ」を事例に
「学習する組織」を考えました。

皆さんの組織作りの参考になれば
と思います。

今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。

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