なぜ決めたことができないのか?

先日、お客様の社長さんと
面談している時に
次のような相談を受けました。

会議で決めたことが、
なぜできないのでしょうか?

実は、このような相談を
いただくことが多いです。

できる人からすると、
できるのは当たり前なので、
決めたことをやるのは当然のことだと
思っていると思います。

しかし、できない人からすると、
決めたことをするのは難しいのです。

こういう話をすると、
「そんな難しいことをやろうと
言っているのではなく、
簡単なことをやろうとしているだけです」
という話になります。

なるほど、
言っていることは分かりますが、
簡単なことなら、
なぜできないのでしょうか?

できないというからには、
できない理由があるのです。

その理由を特定しない限り、
できるようにはなりません。

私がいつも考えているのは、
「イメージができていないのではないか?」
ということです。

人はイメージできないことは
実現できません。

例えば、とんかつを作るとします。

とんかつは、とんかつ屋さんに行くと
目の前で揚げていることも多いので、
作ったことがなくても、
どうやって作るのかイメージができます。

それに対して、クリームコロッケは
どうでしょうか?

食べたことはあるので、
どういうものかは分かりますが、
あのトロっとしたクリームを
どうやって衣を付けて揚げるのか、
イメージできるでしょうか?

少なくとも、私はイメージできません。

やってみようと思っても、
やってみようがありません。

つまり、やろうとしても
何からやったらよいのか
分からないのです。

だから、ポイントは、
会議でやることを決めたら、
それをどうやってやるのかまで
話し合って決めることです。

もし、やり方がイメージできなければ、
具体的なやり方が話し合いに
出ることはありません。

目標を共有したとしても、
やり方が共有できていないと
一緒にやることはできないのです。

だから、「決めたことができない」
という時には、
まずはやり方のイメージが
共有できているかを
確認するようにしています。

組織がうまくいっていない時は、
思いもよらないほど簡単なところで
つまずいていることが多いのです。

今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。

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