人間なんてそんなもの

先日、お客様の社長さんが
こんなことをおっしゃいました。

私の判断が適切でなかったので、
自分の非を認めようと思います。

素晴らしいと思いました。

社長も一人の人間です。

当然、間違えることもあります。

だからこそ、間違いに気づいたときには、
素直に非を認めればいいのです。

とはいえ、それがなかなか難しいのです。

なぜなら、非を認めることで
「社長の威厳が損なわれる」
「社員からの信頼が揺らぐ」
と考えてしまうからです。

しかし本当に信頼を失うのは、
非を認めることによりものではありません。

信頼を失う本当の理由は
「一貫性がないこと」です。

たとえば、社長がいつも
「お客様には誠実に!」と言っているのに、
自分の非を認めず、ごまかしたり、
他の社員のせいにしていたら、
社員はどう感じるでしょうか?

むしろ、そのような態度こそが、
信頼を損ねる原因になります。

「一貫性」

この言葉ほど、
重く、恐ろしいものはありません。

一貫性を保つのはとても難しいのです。

でも、ここで私が伝えたいのは、
人間なんてそんなものということです。

そんなものというのは、
人に言っているほど、
自分はできていないということです。

だから、相手に対して厳しくすると、
自分に対するハードルが高くなります。

そうすると、お互いにハードルが上がって
できていない者同士で言い合うことになります。

この言い合いに何の意味があるのでしょう?

だったら、
お互いに、完璧でないことを認めて、
ハードルを下げておいた方がよいと思うのです。

ハードルを下げておけば、
お互い言いやすくなって、
問題が起こる前に補い合って
問題を回避できるようになります。

そのほうが、よっぽど合理的です。

人間なんてそんなものと思って
お互いに求め合わないことが、
チームを機能させるために大事なんだと思います。

今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。

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