昨日は、チームビルディングの
仲間の仕事の手伝いで、
ある大学の体育会のキャプテンや
文化部のリーダーに
チームビルディング研修を行いました。
私はサポートに回ったのですが、
90名近くのキャプテンやリーダーの
学生さんを見ていると
組織の作り方を知らずに
リーダーをやっているということが
分かりました。
ゲームをやっても、
自分一人で解こうとする…
役割分担をしない…
目的目標を共有しない…
初対面のメンバーとは言え
チームとしての動きをしていません。
別に責めているわけではなくて
チームの作り方を教わらずに
リーダーをやっているんだな!
と思いました。
でも、社会に出ている
先輩社員さん達だって教わって
いないのだから、
知らなくても何の不思議もありません。
今回、リーダー育成に特化した
組織作りのプログラムをやってみて
分かったことは…
そもそも、
人と人の違いが前提にない
ということです。
人と人の違いが前提にないから
チームが何を目指すのか?
どうなっていればよいのか?について
話す必要があると思っていない
ということです。
みんな、自分と同じように
考えていると思っているので、
そのギャップを埋めようとしません。
それぞれ目指すゴールが違うまま
それぞれのゴールを目指します。
目指すゴールが違うので、
スピード感や優先順位も変わります。
そこで違和感を感じて
話し合えばよいのですが、
そこは、もめごとを避けようとするので
話し合わずにやり過ごそうとします。
やり過ごせているうちはよいのですが、
追い込まれて来たり、
やり切らないといけない場面になると
その負担がリーダーにきます。
そうすると、
リーダーが抱え込んでつぶれるか?
リーダーがメンバーにあたって
メンバーがつぶれるか?
いずれにしても、関係性が崩れて、
チームが機能しなくなります。
それは、
リーダーもメンバーも悪いわけではなく
チームの作り方を教えずに
リーダーを指名した人の責任です。
しかし、その指名した人も
チームの作り方を教えられずに
その立場になったりしているので
教えられないのも仕方ありません。
この負の連鎖を止めないと
リーダーはつぶれるし、
リーダーにメンバーがつぶされます。
リーダーが育たないと
誰も幸せにはなりません。
いつもブログに書いていますが、
組織を機能させるには、
「やり方」があります。
その「やり方」を伝えるのが、
自分のミッションだと思っています。
今回、サポーターとしてですが、
学生さんへ「やり方」をお伝えしました。
学生のうちから「やり方」を学んで
試行錯誤しながら
組織の作り方を自分のものにできたら、
大きな強みになると思います。
チームビルディングが当たり前になる世の中へ
これがチームビルディングを学んでいる
仲間と描いているビジョンです。
そのビジョンに一歩近づけたようで
嬉しかったです。
学校関係の方にも
チームビルディングをお伝えしたいと思っています。
興味のある方はご連絡下さい。
※3月11日(月)夜に追加開催することにしました!
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