下の名前で呼ぶってセクハラですか?

先日、美容室のお客様の会社に
コンサルティングに伺いました。

かれこれ1年以上お伺いしています。

私は組織のコンサルティングなので、
業種を問いません。

どんな業種であろうと
組織の問題は同じなので、
コンサルティングができます。

ただ、やはり、
その業種独特の風土というか
慣習みたいなものがあります。

美容室の場合は、
名前の呼び方が独特だと思います。

通常の会社では名字で呼びます。

私の名前は瀧田勝彦なので、
瀧田さんと呼びます。

しかし、美容室の場合、
下の名前やニックネームで呼びます。

かおりさん

ナオト

イッシー

関係性ができればよいのですが、
関係性ができていない中で
なかなか、
下の名前やニックネームで呼べません。

私の論理的&友好的な思考もある
と思います。

私が呼ばれる立場なら、
そんなに慣れ慣れしくされると
ちょっと違和感があります。

そして、何よりも、他の業種なら、
オジサンが若い人に、
下の名前やニックネームで呼んだら、
セクハラになりかねません。

考えすぎだと言われるかもしれません。

ただ、そう言えるのは、
その業界にいたからだと思います。

他の業界の人には、
なかなか馴染めるものではないように
思うのですが、どうなんでしょう・・・

そんな中、1年以上経過して、
ようやく、違和感なく、
下の名前やニックネームで呼べるように
なりました。

コンサルタントとしては、
成果が出るまでは関係性を深めるのは
良くないと思っています。

組織の成果は、
人材力×組織力×関係力で生まれるので、
組織力が高まらないうちに、
関係力だけが高まってしまうと、
関係力頼みで組織を動かそうとしてしまうので、
成果が出なくなります。

いわゆる「なぁなぁの関係」になります。

そういう意味で、
関係力だけが高まらないように
気を付けている部分もあります。

ともあれ、
私のようなオジサンが若い人を、
下の名前やニックネームで呼ぶことが
セクハラに当たるか?どうか?は、
背景によるのです。

美容室のような
そもそもお互いに下の名前やニックネームで
呼び合っているような職場で、
ある程度、組織開発が進んで、
組織力が高まってきた状況であれば、
何の問題もないと思うのです。

セクハラの相談をいただく時に、
良いか?悪いか?聞かれる時が多いのですが、
それって、その表面的な問題だけでは
判断できなくて、
その背景を確認して初めて判断できる
問題だと思うのです。

そう考えると、
研修でセクハラの話をするのは、
極めて難しいと思いますし、
研修でセクハラをなくそうというのも
無理があると思うのです。

セクハラをなくしたいなら、
上司が背景が見えるになることが
大事だと思います。

背景が見えるというのは、
対話ができるということだから、
結局のところ、
対話ができる組織を目指すことが
大事なんだと思います。

今日も最後まで読んでいだき、
ありがとうございます。

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