先日、
お客様の会社の社長さんから
相談がありました。
「研修で気付いたことを
どのように行動に繋げ、
再現性を高めるのか?」
これ、
本当に大事なことです。
人が変わるステップは
6つあります。
「知らない」
「知っている」
「やってみる」
「わかる」
「できる」
「している」
研修で学んだり、
気付いたりするのは
「知らない」から「知っている」
の段階です。
私の研修では、
ゲームをやっているので、
「やってみる」「わかる」まで、
体験してもらっています。
しかし、研修では
「できる」ところまでは
いきません。
では、どうすればいいのか?
それは・・・
「やってみる」「わかる」を
繰り返しかありません。
では、どうすれば、
「やってみる」「わかる」
を繰り返せるのか?
それは、
「やってみる」「わかる」場面を
たくさん作ることです。
研修で学んだ「知識」を
使う場を増やすということです。
「知識」は増えればよい
というものではありません。
「知識」は増えれば増えれるだけ
行動を阻害する要因になります。
つまり、
やらない理由を考え出すことに
「知識」が使われてしまうのです。
いわゆる頭でっかちです。
「知識」を
ため込むのは危険です。
私自身を思い返しても、
行動ができていない時って、
学び過ぎている時です。
そんな時は、
どうしたらよいのでしょうか?
「知識」を「経験」に
変えるのです。
具体的にどうしたらいいのか?
というと・・・
学んだことを仕事に活かすとしたら
どんなことをすればいいのか?
を考えて行動する
ということです。
そして、
そのやってみたことを振り返って、
出来たこと出来なかったことを
整理して、出来なかったことに
チャレンジする
これを繰り返すということです。
これは、まさに、
「コーチング」です。
現状と理想を明確にして、
そのギャップを埋めるために
自分の「強み」を使うとしたら、
どんなことをしたらよいのか?
自分で考え、自分で決めて、
自分でチャレンジしてもらう
ことが必要です。
この繰り返しの中で
「弱み」とうまく折り合いをつけ
「強み」の活かし方を身に付けて
いくのです。
これを一人でできればいいのですが、
ほとんどの人はできません。
なぜなら、
人は変わりたくないからです。
他の人に協力してもらって
変われる環境を作る必要が
あるのです。
だから、私は研修で
「コーチング」のやり方をお伝えして
お互いに「コーチング」できる環境を
作っています。
なので、
「研修で気付いたことを
どのように行動に繋げ、
再現性を高めるのか?」
という相談に対する答えは・・・
「コーチング」を社員さん同士で
やって下さい!
ということになります!
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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