なぜ、飲み会をやっても会社の雰囲気が良くならないのか?

昨日は気の合う仲間と
忘年会でした。

 

私はお酒は飲めませんが、
気の合う仲間で美味しいものを
食べるのは最高ですね!

 

この時期、
どこの会社でも
忘年会の時期だと思います。

 

この時期になると、
よく相談されることがあります。

 

うちの会社、
飲み会では雰囲気がいいんだけど
仕事になるとギスギスするのは
どうしてなんですか?

 

よく、成果を上げるには、
飲みニケーションが大事だ!
みないな話を聞きますが、
本当でしょうか?

 

確かに、飲みながら話をすると、
親近感がわくのは確かです。

 

しかし、飲みニケーションで
成果が上がるでしょうか?

 

残念ながら、そうはなりません。

 

なぜならば、
飲み会でのコミュニケーションと
職場のコミュニケーション
は違うからです。

 

飲み会でも
コミュニケーションは必要です。

 

しかし、単なる会話です。

 

利害も対立しないし、
何かを決める必要もありません。

 

しかし、
職場でのコミュニケーションは
利害が対立する中で、
お互いの背景を理解をして、
利害を調整する必要があります。

 

つまり、
仕事になるとギスギスする
というのは、
利害を調整できないからです。

 

では、なぜ、
利害を調整できないのでしょうか?

 

それは自分の部署のことしか
考えていないからです。

 

限られた人員で限られた時間で
成果を上げなければなりません。

 

自分の部署を優先して考えるのは
当然です。

 

いつもお話している
ルービックキューブの話です。

 

 

6面をそろえるためには、
自分の面が揃っていても、
いったん崩さなければなりません。

 

誰だって、せっかく揃えた面を
崩したくはありません。

 

しかし、6面を揃えるという目的に
コミットしていれば、
崩さざるを得ません。

 

大事なことは、
6面を揃えるという目的に
コミットしているかどうか?です。

 

会社で言うと、
会社がかかげる目的に
コミットしているかどうか?です。

 

では、どうしたら、
社員が会社がかかげる目的に
コミットしてくれるのでしょうか?

 

それは、
会社がかかげる目的が達成した時に
自分が目指していることが
実現するかどうか?
です。

 

例えば、
「100年企業を目指します!」
といった時に、
「100年後は生きていないので
私には関係ありません!」
と言われてしまえばそれまでです。

 

しかし、
100年企業となるためには、
盤石な財務内容と長期的な人材教育
が必要です。

 

盤石な財務内容があれば、
安定的に給与をもらえるでしょうし
長期的な人材教育は、
自分のキャリアアップにつながり、
長期的に働けることを意味します。

 

しかし、普通、社員には、
会社の目的と自分がどのように
つながっているのか?
が分かりません。

 

ここを分かりやすく説明することが
大事だと思います。

 

ただ、普段、仕事している時は
そういう話をする時間がないと思います。

 

だからこそ、飲み会で
そういう話をして欲しいと思うのですが
それは、お酒を飲まない人間が
言うことですかね?

 

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