お客様からこんな相談を
いただきました。
「新入社員が報連相ができない」
なるほど・・・
この相談を聞いて、
皆さんはどう思いますか?
じゃ~
新入社員に報連相の教育をしよう!
と思いますか?
たしかに、
報連相の教育は必要だと思います。
では、報連相ができている状態って
どんな状態でしょうか?
報告すべきことを
報告すべき時に
報告すべき相手に報告している
連絡すべきことを
連絡すべき時に
連絡すべき相手に連絡している
相談すべきことを
相談すべき時に
相談すべき相手に相談している
まあまあ
難しいと思うんですけど
どうでしょうか?
報連相すべきこととは
何でしょうか?
おそらく、上司として、
報連相して欲しいことが
あるのだと思います。
それを新入社員に感じ取れ!
という話なんだと思います。
それが可能になるのは、
全体の仕事の流れが
分かっているということ
だと思います。
しかし、
新入社員ですから、
仕事の流れは分かりません。
だから、
難しいと思うのです。
それを、研修で
できるようにするというのは
無理があります。
できるようになるとするならば、
それは上司が教えるしかない
のだと思います。
なぜならば、
連絡報告相談をして欲しい
と思っている上司しか、
連絡報告相談をして欲しい
内容が分からないからです。
そもそも、
連絡報告相談をして欲しい
内容が分かっていれば、
一覧表を作って渡せばいいのです。
でも、おそらく、
それは時と場合によって
変わるのだと思います。
だから、現場で学ぶしかないと
思うのです。
もちろん、研修で、
報連相が大事だという話を
伝えることはできます。
自分中心に
仕事が回っている訳ではないで
上司の動きをよく見て、
報連相しなさい!
と伝えることはできます。
でも、
報連相すべき内容や
報連相すべき相手や
報連相すべきタイミングは
上司によって違うと思います。
それは、
実地で教えることだと思います。
で、もし、
「そんなの教える時間がない!」
というのであれば、
それは現場が忙しすぎるのです。
つまり、
新入社員が報連相ができない
という本当の理由は、
新入社員ができないのではなくて
現場が忙しすぎるのです。
研修をすることではなくて、
現場で学ぶ時間を作ることが
必要なことなんです。
新入社員を入れるというのは、
生産性が下がるということです。
教えながら、通常の仕事も
しなければなりません。
それは、
生産性は下がります。
しかし、
新入社員が育てば、
劇的に生産性は上がります。
人が育つには時間がかかるのです。
その間は仕方がありません。
その時間をいかに短くできるのか?
が、生産性を上げる上では
大事になってきます。
しかし、
そうなると新入社員に
プレッシャーがかかってくるので
ここをどうしていくのか?
が難しいところです。
ここは、正直、個別に見ていく
しないと思います。
人と人は違うので、
その新入社員の強みと弱みを把握して
強みを活かした教育をしていくことが
大事なのだと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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