先日、落語家さんの
お話をお聞きしました。
三遊亭圓楽さんの一番弟子
三遊亭楽生さんのお話です。
テーマは・・・
「落語家が教える
響くコトバ 伝わるコトバ」
話のプロですから、
当たり前の話ですがお話が上手です。
上手な話のポイントは
「構成力」+「伝え方」だそうです。
「伝え方」の方はテクニックです。
事例を交えながら、
面白おかしく伝えてくれました。
ただ、今日、
ブログで書きたいのは、
「伝え方」ではなく「構成力」のほうです。
三遊亭楽生さんが教えてくれた
「構成力」のポイントは・・・
ゴールに向かって話す
話が長い人、
話しているうちに何を話しているか?
分からなくなる人は
ゴールが決まっていないそうです。
なるほど!
これは納得です。
ゴールを決めないで話すから
話ながらゴールを探します。
ゴールが見えない限り、
さまようことになります。
ゴール探しに付き合わされる方は
たまったもんじゃありません。
さまよった挙句、
「何、それ?」というゴールに
辿りついたりして・・・
これでは相手に
本当に伝えたいことが
伝わりません。
だから、
本当に伝えたいことを決めてから
話すことが大事です。
しかし、意外と
自分が相手に伝えたいことって、
ハッキリしていないんじゃ
ないかと思うのです。
なぜ、ハッキリしないので
しょうか?
それは、最初から
伝えたいことがあるわけでは
ないからです。
伝えたいことがないのに
話している・・・
なんかおかしな話です。
しかし、
よくある話なんじゃないか?
と思うのです。
急に人前で挨拶をして下さい
と言われたり、
思いもよらないことを
質問されても
伝えたいことなんて
ありません。
伝えたいことがないので
話が迷走します。
怒っている時も同じです。
怒っているという感情は
あるのですが、
伝えたいことがありません。
伝えたいことがない
というよりも
言葉になっていないという方が
適切かもしれません。
ということは、
上手く話すコツは
伝えたいことをまとめてから
話すということです。
とはいえ、
まとまらなくても、
話さなければならない時も
あると思います。
そんな時は
いかに短い時間で
伝えたいことを言葉にできるか?
だと思います。
では、どうしたら
短い時間で伝えたいことを
言葉にできるのか?
私の場合は、
変に話すのをやめて
伝えたいことが何か?を考えることに
専念することにしています。
10秒必死で考える
このくらいなら、
相手は待ってくれます。
結局、基本、
人は一つのことしかできません。
2つのことを同時にやろうとしたら、
どちらかが無意識でできるレベル
になっていないと難しいです。
例えば、料理をするとします。
私は、料理が慣れていないので、
パンをトーストしながら、
目玉焼きを焼いたとしたら、
どちらかを焦がします・・・
どんだけできないのか?
という話ですが、
無意識でできないのです。
であるならば、
一つ一つやれるように
するかしないのだと思います。
そういう意味では、
上手く話すことをあきらめて
伝えたいことを考えることに
専念したほうが、
結果的に上手く話せるのだと
思います。
だから、
私が黙っている時は
考えているので
ちょっと待っていて下さいね!
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます!
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