お正月休みも今日で終わり
という方が多いように思います。
徐々にお正月ネタを
なくしていかないと
仕事モードに切り替わらないですね!
そういう意味で、
最後のお正月ネタを書きたいと
思います。
昨年から気になって見ている
動画サイトがあります。
トヨタイムズ
https://toyotatimes.jp/
俳優の香川照之さんが
トヨタの現場を取材する動画です。
1月1日にアップされたのが
33回目の動画で、
豊田社長とのドライブ動画です。
テレビのコマーシャルでも
流れているのでご覧になった方も
いらっしゃるかもしません。
豊田社長は、
「ハンドルを握っていると正直になれる」
とおっしゃっていますが、
その通りのインタビューでした。
その中でこんな言葉が気になりました。
トヨタのトップダウンとは
トップが下に降りること
マネジメントの方法として、
トップダウンとボトムアップが
あります。
トップダウンは
トップが判断して、
ボトム(底)は言われたことをする
というスタイルです。
ボトムアップは、
ボトム(底)がやりたいことをやって
トップを実現する
というスタイルです。
ボトムアップは
もう少し説明が必要ですね!
ボトムアップにおいて
トップにあるのは「ビジョン」です。
「ビジョン」とは、
こうなったらいいな!
という理想の状態です。
この理想の状態を実現するために
社長も社員も力を合わせる
ということです。
では、この時に、
社長はどこにいるでしょうか?
トップでしょうか?
ボトム(底)でしょうか?
ボトム(底)です。
つまりは、
「ビジョン」の元では、
社長も社員もボトム(底)にいます。
「ビジョン」を実現する
という意味では同列です。
社長も社員も一緒になって
「ビジョン」を実現するというのが
ボトムアップなのです。
しかし、現実的に考えると
無理があります。
それは、責任です。
責任は
みんなでは取れないのです。
ましてや、
「ビジョン」が
責任を取ることはありません。
誰かがとらないといけません。
そうなると、
社長がトップになって
責任を取らないといけません。
だから、現実的には、
トップダウンにならざるを得ないです。
しかし、そうなると
トップが決めたことをやる
ことになるので、
モティベーションが上がりません。
人は言われたくないし、
自分で決めたいのです。
だから、
組織を機能させようとしたら、
責任という意味では、
トップダウンであっても、
日常のマネジメントにおいては、
ボトムアップにしないと
上手くいかないのです。
豊田社長が言っている
「トヨタのトップダウンは
トップが下に降りること。」
というのはそういう意味だと思うのです。
”FAN TO DRIVE”を
実現するには、
社長は下に下りて、
みんなと一緒に実現しようと
しているのだと思います。
それは、
ある意味矛盾しています。
だって、
みんなは好きなことをやって、
責任はトップが取らないといけない。
「そんなの、不公平じゃないですか!」
そんな声が
社長さんから聞こえてきそうです。
でも、あえて言うなら、
そんな矛盾を飲み込むトップに
人はついていきたい!と思うのです。
だから、わかっている社員は
社長に迷惑をかけないように
頑張るわけです。
結局、こういう関係を
どっちから先に作るのか?
という問題なんだと思います。
そんなことも
社長さんは分かっているわけで、
だからこそ、悩んいるのだと
思います。
組織作りって正解がなくて、
その時々のバランスだから
難しいのだと思います。
正解を求めるのではなくて、
バランスのとり方を身につけることが
大事なのだと思います。
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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