先日、お客様の会社で
コンサルティングをしている時に
人が定着しないのが問題だ!
ということを話し合いました。
話をしていくと、
中途で入社した社員が辞めていく・・・
その辞めていくパターンや
構造的な理由を聞いて行くと
どうやら、人を育てるという意識が
管理職に欠けている
という話になりました。
では、どうして、
人を育てようとしないのでしょうか?
と聞いてみました。
すると、
人を育てるのが仕事だと思っていない
という答えが返ってきました。
なるほど、
管理職自身は自分の仕事は
キッチリやるし、
責任感を持ってやり遂げます。
だから、
決していい加減な人でもないし
むしろ、優秀な人です。
では、そんな人が
人を育てるのが仕事ではない
と思っているのは
どうしてでしょうか?
それは、
人を育てるということと
自分の仕事がつながっていないからです。
では、人を育てないと
どうなってしまうのでしょうか?
ベテランの社員が抜けていき
仕事を完結できる社員がいなくなると
仕事を終わらせることができなくなります。
そうなると、
売上が減り、利益も減り、
会社が存続できなくなります。
つまり、人を育てないと
会社が存続できなくなるのです。
会社がなくなってもいいというなら
人を育てなくてもよいと思います。
会社がなくなっても、
仕事がなくなるわけではありません。
別の会社で仕事をすればいい・・・
しかし、仕事って
一人でやるものではありません。
仲間と一緒にやるものです。
だから、仲間が変われば、
仕事の中身は変わらなくても
仕事のやり方は変わります。
自分のことを
分かってくれる仲間がいて、
今の仕事が成り立っているのです。
人を育てない限り、
会社は存続しないので、
次の会社で人を育てないと
また同じことが起きます。
だから、人を育てないことは
自分の居場所を失うことになるのです。
そんな話をしていたら、
幹部の一人の方が、
自分がこの会社が好きなんだな!
ということに気付きました!
と話してくれました。
私は、以前、祖父の会社で、
会長である祖父と喧嘩をして、
会社を去ることで
会社がつぶれるキッカケを作りました。
会社がなくなると、
社員のみんなで一緒に仕事することも
できなくなります。
社員あっての会社、会社あっての社員
その時のお話はコチラです
「あらためまして、瀧田です。」
そんな昔のことを思い出しながら、
皆さんの話を聞いていました。
話し合いは最終的に、
この会社の仲間が好きだから、
この会社を残すために人を育ていきましょう!
という話になりました。
私が組織のコンサルティングをやっているのは、
私が会社を壊してしまったことが原点です。
そんな原点に触れる仕事ができたことが
嬉しかったです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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