昨日、お客様のベテラン社員さんと
面談をした時にこんなことを聞かれました。
最近の若手社員は、
どうして、教えてくれと言うだけで
自分から仕事を覚えようとしない
のでしょうか?
ベテラン社員さんによると
教えるのはいいけど
ちっともできるようにならない!
ということのようです。
なるほど、教えているのに
できるようにならないのなら、
教えるのがイヤになる気持ちも分かります。
しかし、できるようになっていないなら
教えたことになるのでしょうか?
そう考えると
「教える」って何なんでしょうね?
実は、「教える」という言葉が
曖昧に使われていると思います。
「教える」には、
狭い意味の「教える」と
広い意味の「教える」があります。
狭い意味の「教える」というのは
目の前の作業のやり方を教える
ということです。
Aという状態になったら
Bという行動をして
Cという結果を得られるようにする。
1つ1つの仕事は、
A⇒B⇒Cの流れで行います。
複雑な仕事も
A⇒B⇒Cの組み合わせです。
だから、AからCまで教えたら
教えたことになります。
これに対し
広い意味の「教える」というのは
できるようにすることです。
いつもブログに書いていますが、
人ができるようになるには、
5つのステップがあります。
「知らない」
↓
「知っている」
↓
「やってみる」
↓
「わかる」
↓
「できる」
↓
「している」
広い意味の「教える」というのは
このステップを「できる」まで
上がってもらうということです。
このステップを見て
気が付くと思いますが、
狭い意味の「教える」は、
「知らない」→「知っている」
の第一段階のことです。
広い意味の「教える」は、
狭い意味の「教える」から始まるのです。
だから、広い意味でいうと
教えているけど、できないというのは、
「教えた」ことにはなりません。
ほとんどのベテラン社員は
狭い意味の「教える」で
自分の役割を果たしたと思っています。
しかし、
「できる」ようにすることが
ベテラン社員の役割であるとすると、
「やってみる」
↓
「わかる」
↓
「できる」
の部分もやらなければ
なりません。
では、どうしたら、
「やってみる」から「できる」に
なるのでしょうか?
これも、いつもブログに書いている
「人はやりながらでない学べない」
ということです。
まずは、やってみて、
振り返って、教訓を引き出して
新しい仕事に応用する
このサイクルを回すことが必要です。
このサイクルを回すために、
コーチングのスキルが必要になります。
だから、ベテラン社員には、
コーチングのスキルが必要なのです。
しかし、ベテラン社員になればなるほど、
コーチングができません。
なぜなら、自分達は、
コーチングなんて受けたことがないからです。
先輩の仕事を見よう見まねで
量をやって、できるようになってきました。
だから、
仕事は自分でできるようになるものだ
という思い込みがあります。
なぜ、この思い込みが間違いなのか?は
次回のブログに書くとして、
「知らない」から「できる」までが
「教える」ということであり、
それが自分の仕事だ!
という認識を持つことが、
今のベテラン社員には必要だと思います。
『教えるのはいいけど
ちっともできるようにならない!』
と言っているうちは、
残念ながら、仕事していることには
ならないのです。
働かないオジサン(オバサン)
になりたくなければ、
「教える」技術を身に付けることが
必要だと思います。
実は、それをお伝えするのが、
『1on1コーチングスクール』です。
今、無料説明会を開催しているので、
興味のある方は、コチラをご覧ください!
1on1コーチングスクール無料説明会
https://1on1cs.jp/sem/
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
====================
1on1コーチングスクール無料説明会のお知らせ
====================
※私が所属するコンサルティングファームが
1on1コーチングスクールを開催します!
●1ON1面談を導入したけれど効果が見られない
●1ON1面談で何を話したよいのかわからない
●1ON1面談ができる管理職を育てたい
とお考えの
経営者・管理職・人事総務担当者の方へ
管理職に必要なマネジメントのノウハウと
部下のモティベーションがアップする
1ON1面談のやり方が身に付く
1on1コーチングスクール無料説明会
https://1on1cs.jp/sem/
私が毎日ブログに書いているノウハウを
活用して1ON1面談ができるように
プログラムされています。
まずは、無料説明会に参加してみて下さい!
1on1コーチングスクール無料説明会
https://1on1cs.jp/sem/
コメントを残す