昨日は、
チームビルディング経営塾7期の
4回目でした。
テーマは「行動特性」です。
「行動特性」というのは、
「自己表現性」「自己主張性」「柔軟性」
の3つのことです。
「自己表現性」は、
思ったこと、感じたことを表現することです。
美味しいものを食べた時に、
「美味し~い」と声に出すことです。
「自己主張性」は、
思ったこと、感じたことを
相手に分かってもらおうとすることです。
美味しいものを食べた時に、
「美味しいよね!」と同意を求めたり
「食べてみて!」と相手の反応を求めることです。
「柔軟性」は、
自分と異なる考えや状況や行動を
受け入れようとする傾向のことです。
計画していたことが変更になった時に
その状況を受け入れられることです。
これら「行動特性」である
「自己表現性」「自己主張性」「柔軟性」には、
人それぞれ、高い低いがあります。
高い低いがありますが、
そこに良い悪いはありません。
ただ、
コミュニケーション上手になるためには
これら「行動特性」を
自在にコントロールできるようになる
必要があります。
どういうことか?というと・・・
前回のブログで、
コミュニケーションは双方向だと書きました。
だとしたら、お互いに、
「自己表現性」「自己主張性」が高い状態に
ある必要があります。
つまり、お互い、
思ったことや感じたことが表現できて、
相手から反応が得られる状態である
必要があります。
そう考えると
一方だけが表現できたり、
反応が得られる状態であっては
いけません。
バランスが取れている必要があります。
お互いのバランスが取れるように
自分の「行動特性」をコントロールできる
ようになる必要があるというわけです。
よく、おしゃべりな人って
コミュニケーション上手に思われますが、
それは、単に「自己表現性」が高いだけです。
自分のことも表現できるし、
相手のことを聞くこともできる人が、
本当のコミュニケーション上手です。
ここでのポイントは、
「行動特性」は自分で変えられるということです。
思考や感情と違って、
行動はすぐに表に現れるので、
目に見えます。
目に見えるので、
気付くことができます。
気付いたら、
行動を変えればよいのです。
最初から、
バランスが取れれば良いですが、
相手もあることなので、
なかなか難しいです。
ただ、そこは、
意識するか?しないか?で
だいぶ変わります。
昨日の経営塾でも
再受講の卒業生の方が、
こんなことを報告してくれました。
今までなら、気が付くと1時間ぐらい
話し続けていたのに、
今では、30分ぐらいで話を止めることが
できるようになりました。
素晴らしいと思います。
30分も話しているだぁ〜
なんて思う必要はありません。
気付くことができているので、
行動は変わっていきす。
この30分は、
20分、10分になります。
変わろうとする時に大事なことは、
変われない自分にガッカリしないことです。
少しづつしか変われませんが
続けていれば、大きく変わっています。
人が変わるのに時間がかかるのです。
そのことが理解できれば、
相手が変わるにも時間がかかることが
理解できるようになると思います。
自分が変わるのに
時間がかかっているのだから…
そうすると、
相手が変わることも待てるように
なると思います。
変わるにはやり続けるしかなくて
やり続けるということは、
時間がかかるということで、
だからこそ、待つ必要があるのです。
また、元も子もない話を
してしまいましたが、
そうやって変わっている人は
変わっています。
学習して変わっていく人と
学習しない人では、
時間とともに大きな差がつくのは
仕方がないことだと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
====================
若手が辞めない組織を作る
「心理的安全性」の高い組織の作り方
====================
※以前、募集をしたセミナーです。
私の仲間が講師を務めます。
若手や優秀な若手中堅が辞めていくのを
なんとかしたい・・
若手社員のモティベーションを上げたい・・・
管理職のマネジメント力を上げたい・・・
このような問題は
「心理的安全性」の高い組織を
作ることで解決できます。
このセミナーでは、
「心理的安全性」の高い組織を作り方を
ワークを通してお伝えします。
詳しくはコチラをご覧ください。
コメントを残す