どうかそんなに怒らないで

羽田空港での航空機衝突事故で
ペットと一緒に乗れるようにするべきだ!
という議論が話題になりました。

 

中でも、女優の石田ゆり子さんが
Instagramでの投稿に対して、
強い言葉で反対する投稿が
数多く寄せられたそうです。

 

これに対して、
石田ゆり子さんは、

誰かを批判したり、
何かを押しつぶしたりして
自分の意見を通そうなんて
ぜんぜん思っていません。

どうかそんなに怒らないで

わたしは何を言われても、
この問題に限らず
動物たちと共存していく問題を、
日本の皆さんが
もっともっとみんなで
話し合える世の中になって
いってほしいと思っています

と投稿したそうです。

 

SNSでのやり取りを見ていると、
対話ができない人たちが増えてきている
印象を受けます。

 

そもそも、SNSは
相手の顔が見えないので、
対話に向いていないのですが、

 

それにしても
相手を言いたいことを
聴こうとする姿勢が欠けているように
思います。

 

「対話」とは、
相互理解のためのコミュニケーションです。

 

具体的に言うと

自分の意見を伝える時に、
なぜそう思うのか?
という考えや背景も伝え、

相手の意見を聴く時に、
相手がなぜそう思うのか?
という考えや背景も理解しようとする

コミュニケーションです。

 

「対話」の前提に「対立」があります。

 

「対立」というのは、
争いがあるという意味ではなくて、
「違い」があるということです。

 

その「違い」を否定するのではなく、
話し合うことで、
良い悪いの判断を越えて
新しい選択をして行くことです。

 

Aか?Bか?ではなく、
Cを選択するということです。

 

組織にも、様々な「対立」があります。

 

社長と幹部社員

 

幹部社員と社員

 

営業部と製造部

 

製造部と商品開発部

 

それぞれに言い分があって、
それぞれが正しいのです。

 

だから、どちらかがどちらかを
言い負かすことで解決するのではなく、
「対話」で解決してこそ、
イノベーションが起こります。

 

そのためには、
石田ゆり子さんが言う通り
「どうかそんなに怒らないで」
ということが大事なんだと思います。

 

私が言うよりも
石田ゆり子さんに言ってもらった方が
効果があるような気がしたので・・・

 

今日は三連休の最終日なので、
こんな感じのブログにしました。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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