ぬるい会議で成果が出るのか?

組織開発のコンサルティングでは、
自分達で目標設定をしてもらって、
私が目標達成のための会議サポートをします。

 

この会議では、
自分達で決めた目標を達成するために
自分達で主体的に話し合ってもらっています。

 

だから、実績と目標の数字の確認とか
最低限情報共有すべきことは
私の方で決めますが、
基本的には、自分達で話したいことを
話してもらっています。

 

昨年度は、皆さんの頑張りで、
過去最高の売り上げを達成しました。

 

その結果を評価いただき、
昨年度、サポートした部署に加えて
隣の部署もサポートさせていただいています。

 

隣りの部署は、
自分達の目標を自分達で決めて
話し合いで進めていくということが
初めてなので、だいぶ、戸惑っているようです。

 

先日も、あるベテラン社員さんに
こんな風に言われました。

 

こんなお茶飲み話みたいな会議に
意味があるのか!

 

また、別のベテラン社員さんには、
こんな風に言われました。

 

現状の数字と目標数字のギャップについて
原因追及をしないような
ぬるい会議で結果が出るわけがないじゃないか!

 

私がコンサルティングに入る前の会議では、
アジェンダ―が決まっていて、
予算を達成していないチームの数字について
徹底的に原因追及をしていたそうです。

 

事前に宿題を与えられ、
緊張感もあって、
こんなダラダラしていなかったそうです。

 

私だって、会議の中で、
数字の話をしていますし、
時間を区切って話をしているので、
ダラダラ話しているわけではないのですが
そう見えるのでしょう・・・

 

でも、こんな会議ですが、
昨年は、過去最高売上をたたき出しているんです。

 

大事なことは、
会議の中でやったフリをすることでなく、
現場に戻って、やると決めたことをやり切ることです。

 

温い会議のように見えるかもしれませんが、
共通の目標に向かっているメンバーが
言いたいことを言い、
聞きたいことを聞けるように
場づくりをしているので、
行動するために必要な情報やイメージを
持ち帰ることができるのです。

 

私も経験がありますが、
右肩上がりの世の中で、
やればやるほど成果が上がる時代であれば、
会議で気合いを入れて、
現場に戻せば、成果も出たと思います。

 

しかし、今は、
やってもすぐに成果は出なくて、
試行錯誤をしながら、
やり続けることで成果が出ます。

 

だから、そもそも、
自分が良いと思ったことでないと続かないし、
試行錯誤もしません。

 

一方的にやれと言われたことを
嫌々やっても、結果は出ないのです。

 

昨年度、過去最高売上をたたき出した部署は
今年度も、順調に売上を伸ばしています。

 

お茶飲み話だろうが、
会議がぬるく見えようが、
結果が出るやり方のほうがよいと思うのですが、
今までのやり方を変えられない人たちもいます。

 

人はやりたいことしかしないので、
そのやり方でやればいいんだと思います。

 

私が、お伝えすることは、1つだけです。

 

あと何度、同じ失敗を繰り返せるんですか?

 

目標未達を繰り返している方が
よっぽどぬるいと思いますけど・・・

 

おっと、ちょっと感情的になってしました。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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