先日、お客様の会社の会議に
参加させてもらいました。
それぞれの部署が状況を報告して、
会社から伝えたいことを伝えて、
会議が終わりました。
部署の状況を共有することも大事だし
会社から伝えたいことを伝えることも
大事だと思います。
しかし、情報共有だけでは、
今以上の成果を出すことはできません。
これは、いつもブログに書いている
「氷山モデル」です。
【氷山モデル】
「できごと」
何が起こったのか?
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「パターン」
どんなパターンなのか?
繰り返し起こっていることが何か?
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「構 造」
どのようなしくみになっているのか?
どんなメカニズムになっているのか?
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「メンタルモデル」
どんな思い込みがあるのか?
何がそうさせているのか?
「できごと」が起こるのは、
「構造」や「メンタルモデル」が原因です。
下から上に繋がっています。
「できごと」を変えようと思ったら、
「構造」や「メンタルモデル」を変える
必要があります。
参加させていただいた会議で
行われていることは、
「できごと」と「パターン」の共有です。
残念ながら、
情報共有をしているだけでは、
「構造」や「メンタルモデル」は
変わりません。
「構造」や「メンタルモデル」が
変わらないなら、
今と同じことが起きます。
つまり、今以上の成果が出ません。
今以上の成果を出そうと思ったら、
「構造」や「メンタルモデル」を
変える必要があります。
では、「構造」や「メンタルモデル」を
変えるというのは、
どういうことなんでしょうか?
それは、今までの意思決定の流れを
変えるということです。
今まで、会社が決めていたことを
部署で決めるようにするということです。
部署で決めるようにすると
何が起こるのか?というと、
部署間の調整が必要になります。
当然です。
部署だけで決められないからです。
他の部署と一緒に仕事をしているので
他の部署との連携をしないと
決められません。
それを今までは会社が、
いや、社長がやっていたので
部署が決める必要がなかったのです。
つまり、会議を各部署が話し合って、
決める場にすれば「構造」が変わります。
「構造」が変われば、
他部署と話さないといけないし、
自分で決めないといけないので、
「メンタルモデル」も変わります。
だから、会議の中身を変えれば、
今まで以上の成果を出すことができます。
ただ、それをやると、
会議に参加しているメンバーに
負担がかかります。
負担がかかるということは、
成長の機会でもあるし、
組織が壊れる危機でもあります。
負担に耐えられない人もいるからです。
ただ、時間がないから・・・
人がないから・・・
負担をかけさせたくないから・・・
といって、
会議を情報共有の場にとどめていると、
成長がないので、どこかで行き詰ります。
結局、負担をかけられるかどうかは、
会議のメンバーが
今以上の成果を出そうと望んでいるのか?
ということにかかっていると思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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