部下の話は聞かなくていい?

前回のブログで、
相手を思いやるためにも
知ることが大事だと書きました。

『愛は地球を救うのか?』

人は限定的にしか
物事を見ることができません。

自分が見ているのは
物事の一面だけであり、
他にも見えてない面があります。

物事を知れば知るほど
見えていない面があることに
気付かされます。

だから、
物事を多面的に見なければならない
という話でした。

しかし、経営ということを考えた時に
多面的に見ない方が良い時もあります。

なんだか、前回のブログと
真逆のことを言っているように
思われるかもしれません。

今回はこのことについて
書いてみたいと思います。

先ほども書いたように
物事を知れば知るほど
見えていない面があることに
気付かされます。

これは良いことなんですが、
同時に決められなくなるということが
起こります。

例えば、洋服を選ぶとします。

自分に似合った服を選ぶに
世界中にある洋服を試着できません。

試着をして気に入ったとしても
もっと似合う服がこの世にあるかも
しれません。

だとしたら、
本当にその洋服を買ってよいのか?
決められません。

物事を決めるという時に
知りえた情報を元に判断をします。

しかし、
知りえた情報が十分でないとしたら
判断できなくなります。

そこで、情報を集めようとするのですが
人はどこまで行っても限定的です。

十分に情報が得られるなんてことは
ありません。

そう考えた時に
今、知りえた情報でさえも
正しいのか?どうか?分かりません。

なぜなら、十分な情報がないのに
正しいのか?どうか?分からないからです。

だとしたら、
最初から情報がないほうがよい
という考え方もできます。

よくマネジメントの本に
部下の話を聞くな!みたいなことが
書かれているのはそのためです。

部下の話は
部下が見ていることにすぎません。

部下の言っていることを
鵜呑みにするわけにもいきません。

だから、部下の話は聞かない方がよい
というのも一理あります。

ただ、部下の話を聞かないと、
上司は話を聞いてくれな人だと思われて
信頼をなくします。

それはそれで、
マネジメントができません。

だから、話を聞くけれど
話を半分にしておいて、
あとは切り捨てるということも
時には必要です。

そうなった時に大事なのは、
物事から距離を置くということです。

話を聞いているとどうしても
寄り添ってしまって、
部下と同じ目線になります。

そこを距離を置いて
客観的に見ることで
全体が見えるようになります。

その時のコツについては
長くなったので、
次回のブログで書こうと思います。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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