本当の敵は外にいる

従業員同士の仲が悪いので
なんとかして欲しい!
という相談を受けることがあります。

別に仲が良くなる必要はない
と思うのですが、
仕事に支障があるのは困ります。

こういう時にまず確認するのは
目標が共有されているのか?
ということです。

すると、だいたい、
目標が不明確で伝わっていません。

目標が共有されていないことが
なぜ、従業員同士の仲の悪さに
つながるのでしょうか?

それは、何が正しくて、
何が正しくないのか?が
個人まかせになっているからです。

それぞれ良かれと思ってやったことが
相手にとっては迷惑だったり、
足を引っ張っているように感じたりして、
なんかケンカ売ってんの?
という話になっている訳です。

目標の共有ができていたら、
同じ目標に向かっているメンバーは、
仲間になっているはずです。

だから、
従業員同士の仲の悪さを
改善するには、
まず、目標の共有をしてもらうことに
しています。

その時に大事なことは、
目標を達成した時に
お互いにどんないいことがあるのか?
を確認することです。

お互いにいいことがあるなら、
お互いのために協力しましょう!
というように
考えられるようになるからです。

そもそも、倒すべき敵は外にいます。

社内で相手を倒したところで
世の中から見れば、
同じ会社の中の話です。

会社として成果を上げない限り
会社の中にいる従業員が
報われることはありません。

だから、大事なことは、
従業員同士で協力して、
会社としてどうやって目標を達成するか?
を社内で共有しておくことです。

それが決まれば、
そこからズレていることについて、
フィードバックして、
修正してもらえばいいのです。

それをそれぞれの感覚で
良い悪いを言うから、
おかしな話になるのです。

特に、勤続年数が長い人が
独自のルールを作って
良い悪いを言い始めて、
おかしなことになることが多いです。

大事なことは、
会社として何を目指すのか?
そして、それをどうやって達成するのか?
を明確して共有することです。

そういう基準となるものがないから
内輪でもめることになるのです。

組織として整えるところを整えないと
組織として機能しないのです。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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