ゆでガエルを救えるのか?

先日、お客様の社長さんと
ゆでカエルの話をしました。

カエルをいきなり熱湯に入れると
驚いて飛び出すけれど、
常温の水に入れて徐々に温度を上げると
ゆであがってしまう・・・

劇的に外部要因が変われば、
変わらざるをえないのですが、
徐々に外部要因が変わっていくと
変化の必要も感じられず、
気付いた時には手遅れになっている
という話です。

この会社さん、今は順調ですが、
この先を考えると、
メインの事業の売上は減っていく
可能性が高いです。

しかし、どのくらい減るか?
いつ減るのか?も分かりません。

現場の社員さんは、
目の前の仕事が忙しくて、
不確実な将来の話なんかしている
余裕はないという感じです。

一方、社長さんにしてみれば、
いずれ減ることは間違いなのだから
順調な今のうちに考えればいいじゃないか!
という感じです。

現場の社員さんも気持ちも
社長さんの気持ちも分かります。

人間は時間軸が苦手なので、
重要だけど緊急でないテーマを
扱うのが苦手です。

こんな中、どうしたら、
組織はゆでガエル状態から脱却できる
でしょうか?

それは・・・

新しいビジネスモデルを作ることです。

今のビジネスをしていても
将来がないのですから、
ビジネスモデルを変えないと
生き残ることはできません。

人を変えようとするから
変わらないのです。

新しいビジネスモデルをやろうとしたら、
ビジネスモデルに合わせて、
人も変わらざるを得なくなります。

人を変えずにモノを変えればよいのです。

また、新しいビジネスが
すぐに上手く行くとも限りません。

今のビジネスが上手く行っているなら
すぐになくなることはないと思います。

今のビジネスを続けながら、
新しいビジネスモデルを試せばよいのです。

ビジネスモデルによって
必要とされる強みも変わります。

今のビジネスモデルに合った人は、
今のビジネスモデルを守ってもらい、
新しいビジネスモデルに合う人に
新しいビジネスモデルを育ててもらえば
よいのです。

人が変わるのは最後です。

人が変わるのを待つのではなく、
変われる人で新たなビジネスモデルを作っておき
ゆであがる前に新しい鍋に移すことで、
ゆであがりを防ぐことはできると思います。

それでも、今の鍋にいたいというのであれば、
それはそれでよいと思うのです。

結局、人は選んでいるのです。

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

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