トランプ大統領と
ゼレンスキー大統領が
首脳会談で激しい口論をしている
動画で公開されていました。
全部を見たわけではないですが、
ゼレンスキー大統領が
アメリカのバンス副大統領に
反論したのが癪にさわったようです。
トランプ大統領が
ゼレンスキー大統領に対して
全然、感謝をしていないと発言し
会談は物別れに終わりました。
バンス副大統領の発言に
配慮が足りなったようにも思いますが、
交渉ですから、ゼレンスキー大統領も
我慢が足りなかったかもしれません。
もっとも、ゼレンスキー大統領も
その後のテレビ番組で、
交渉では正直であるべきだ!
と言っていたように、
言うべきことを言ったので、
これはこれでよかったのだと思います。
ただ、私が気になったのは、
トランプ大統領もバンス副大統領も
ゼレンスキー大統領に
感謝を求める発言をしていたことです。
そもそも、感謝は感情です。
湧き上がってくるものなので、
相手に求めるものではありせん。
感謝を相手に求めるというのは
相手を変えることです。
ゼレンスキー大統領も
会話の中で、最初、
感謝していると言っていましたが、
あそこまで、感謝がない!と言われると
反発する感情が生まれてくる
と思います。
感謝をしろ!というのは、
人をコントロールすることですから、
コントロールされる側は、
反発する感情が生まれます。
この反発は、対話の障害になります。
本来であれば、
対話によってお互いの背景を理解し、
合意形成をすることで、
交渉が成立するものだと思います。
しかし、反発が生まれると、
自己弁護が強くなり、
相手の背景が見えなくなります。
そうなると、対話にならず、
合計形成ができなくなります。
まさに、
今回の会談は、まさにこれです。
お互い、政治家ですから、
どこまで、計算してやっているか?
わかりませんが、
今回のやり取りを見ていると、
お互い、感情的になっているように見えます。
いずれにしても、
感謝をしろ!と言って、
感謝の弁を言わせるのは、
言わされる方にしてみれば、
コントロールされていると感じるので、
逆効果になります。
とは言え、やっている方としては、
感謝の言葉ぐらいあってもいいじゃないの?
という気持ちは分かります。
そこは、間に入る人間が、
うまく立ち回ることが必要なのかも
しれません。
そういう意味で、
今回の会談はお互いの側近の
準備不足だったのかもしれません。
これを会社組織で考えると、
幹部が上手く立ち回るということ
なんでしょうけれども、
それこそ、忖度なのかな?という
気もします。
本来であれば、
幹部が純粋な気持ちで
配慮できればいいでしょうけれども、
なかなか難しいですね!
忖度にならないようにするためには、
社長なり、上司が、
自分の気持ちを正直に表現することも
大事なんだと思います。
今日も最後まで読んでいだき、
ありがとうございます。
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