前回のブログで、
私がコンサルティングの現場で
できたことを振り返ってもらう理由を書きました。
できたことを言語化することで、
コツを掴めるようになるからです。
できる人は、自分のやったことを
言語化することができます。
プロの野球選手にしても
サッカー選手にしても、
自分のプレーを解説することができます。
それは自分の動きを意識できているからです。
逆に言うと、
考えずになんとなくやっている人は
自分の動きを言語化できません。
つまり、できる?できない?は、
自分の動きを言語化できるか?
できないか?です。
いままでも、何度か、
ブログでも紹介していまずが、
「成人発達理論による能力の成長」

この本にこんなことが書かれています。
能力が高まらない理由は、
知識の圧倒的な欠落と
言語化の鍛錬不足が原因である
ことが考えられます。
つまり、できるようになるには、
知識の習得と言語化の鍛錬が必要なのです。
私がコンサルティングや研修をする時に
組織の現状を把握するのに、
振り返りシートの文字量を見ます。
振り返りシートの文字量が少ない組織は
学習が足りていません。
(個人的に言語化が難しい人もいます)
それ自体の良い悪いはなくて、
学習が足りないなら、学習するだけの話です。
では、何をしたらよいのか?というと・・・
おすすめは、日報を書くということです。
私が、毎日ブログを書いているのも
学習をするためです。
ただ、社員さんに
毎日ブログを書かせるわけには
いかないでしょうから、
日報を書くのがいいと思います。
今日一日、
自分がやったことを日報に書くことで、
知識の習得と言語化の鍛錬になります。
その日、仕事はしているでしょうから
書くことがないということはないと思います。
AIが発達して、我々の仕事に入り込んでくると
言語化する必要がなくなります。
自分がやった仕事を日報にしてくれる
AIは現れると思います。
日報が上司に報告するためのものなら
わざわざ時間をかけて書く必要もありません。
自分自身の知識の習得と
言語化の鍛錬のために書くのです。
AIが日報を書けるようになる前に
言語化するという習慣を身に着けておかないと
学習できない人は
学習できないままになるような気がして、
ちょっと怖い気がしています。
AIが発達して便利になるのは良いことですが、
それだけ学習の機会が減っていくことに
なるのではないか?と思っています。
今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。
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