教えるも親切、教えぬも親切

日曜日の夜と言えば、
「半沢直樹」です。

 

8月30日の第7話の視聴者率が
関東地区では24.7%だったそうです。

 

4人に1人が見ていることになります。

 

私の周りでは、
ほとんど100%の人が見ていますが・・・

 

そんな半沢直樹の中で
気になったセリフがあります。

 

「貸すも親切、貸さぬも親切」

 

調べてみると、この言葉は、
信用金庫の父と呼ばれた
元全国信用金庫協会会長の
小原鐵五郎氏の言葉だそうです。

 

返せる力のある企業に貸さないと
結局、お金があると油断して、
経営再建に向けて努力をしなくなる
という話です。

 

お金を貸してしまったばかりに
企業努力をしなくなるのであれば
貸さない方がその会社の
ためになります。

 

つまり、貸せばよい
というものではありません。

 

実は、これは、
人材教育についても同じです。

 

「教えるも親切、教えぬも親切」

 

人に成長してもらおうと思うと
教えようとします。

 

分からないこと、知らないことは
教えないとできるようになりません。

 

しかし、教えてしまうと、
自分で考えたり、やってみたり
しなくなります。

 

教わった通りにやろうとします。

 

しかし、
いつもブログに書いている通り
人と人は違います。

 

できる人のやり方が、
自分にとって合っているのか?
分かりません。

 

大事なことは、
成果を上げることです。

 

成果を上げることができれば、
やり方が違っても良いのです。

 

そう考えると
自分の強みを理解して、
自分なりの成果を出すやり方を
身につけることが大切です。

 

では、教えないで、
どうしたらできるようになるのか?

 

それは「フィードバック」です。

 

現状、上手く行っているのか?
上手く行っていないのか?を
相手に伝えることで、
自分で軌道修正をすることができます。

 

上司が
フィードバックをするために
必要なことは2つです。

 

1つ目は、
相手がどこを目指しているか?
を知っていることです。

 

そもそも、
相手がどこを目指しているのか?
を知らなければ、
何をもって上手く行っているのか?
の判断ができません。

 

相手が何を目指しているのか?
を知っておくことが必要です。

 

2つ目は、
今、どうなっているのか?を
見るということです。

 

相手のことをちゃんと見ていないと
相手が目指しているものとの
ギャップを把握できません。

 

人は見たいものを見ます。

 

自分のフィルターを外して、
相手を見ることが必要です。

 

「貸すも親切、貸さぬも親切」
と同じように、
教えることがいけないのではなく
時と場合によって使い分けることが
大切なのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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