先日、お客様の会社の会議で、
議事録をパソコンで打っていたら、
AIに任せないのですか?という
質問をいただきました。
いつも、私が会議をする時は、
議事録をプロジェクターに映して、
議事録の内容を共有しながら
会議をファシリテートしています。
私は、人は同じものを見ないと、
話を聞いているだけでは、
情報共有することは難しい
と思っています。
だから、会議をファシリテートしながら、
参加者の発言を文字化して、
議事録を皆さんに共有します。
すると、間違ったことを書くと、
その場で訂正をしてくれます。
また、今、何について話しているのか?
も示されているので、
会議についてこれないということが
なくなります。
もうちょっと言うと、
私は議事録を書いて示すことで、
会議そのものをデザインしています。
どういうことか?というと、
議事録のひな形として、
①現状の共有
②今日話し合いたいこと
③今日決めたいこと
④次回までやること
⑤次回の開催日
をあらかじめ文字として見せておきます。
すると、今、会議のどの部分を
話しているのか?も分かります。
すると、残り時間を考えて、
今、その話をしていてよいのか?
もっと、スピードを上げないといけないのか?
参加者が考えるようになります。
また、次回までにすることを
会議の中で決められるように
意識をするようになります。
また、次回の会議がいつなのか?
が共有されていることで、
時間軸も共有することができます。
つまり、議事録を参加者に見せることで
会議の進め方も共有しているのです。
だから、私にしてみると、
議事録をAIに任せるというのは、
考えにくいです。
ただ、会議で発言があったことを
文字として記録するにはよいと思います。
そういう意味では、
議事録の意味合いが違うのだと思います。
もっとも、私はAIは詳しくないので、
ひょっとしたらここに書いたようなことが
できるのかもしれません。
ただ、会議で話し合ったことを
行動につなげるのは「共感」です。
次回に向けて、
話し合ったことをやってみよう!
と思ってもらえるようにするには、
「共感」が大事です。
いまでも、AIに聞けば、
アクションプランを出してくれますが、
果たして、どれだけ実行に移せるでしょうか?
シンプルなものは別として
複雑になればなるほど難しいと思います。
AIが出したアクションプランを
行動に移せないのは、
そこに「共感」がないからだと思うのです。
だから、成果が上がるような会議を
したいのであれば、
議事録はAIに任せない方がよいと
私は考えています。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。
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