違う2人が一緒にやっていくには?

大学4年生になる下の娘が、
面白いドラマがあるというので見てみました。

「じゃあ、あんたが作ってみろよ」

https://www.tbs.co.jp/antaga_tbs

「女性は筑前煮ぐらい作れないとダメ!」
という亭主関白思想の彼氏と
恋人のために献身的に尽くそうと
してきた彼女

そんな彼氏が彼女にプロポーズするものの
返事は「無理!」

何がダメだったのか?と考え始める
ところからドラマが始まります。

プロポーズの数日前、
亭主関白思想の彼氏は、
悪気がなく、彼女が作った手料理に
アドバイスをします。

「なんか、茶色いおかずが多いね?」
「すっぱいものもほしいなぁ~」

そんな言葉に、彼女が
「そうね、ごめんなさい」と言うものの
彼氏は彼女の表情に気付きません。

こんな風に
相手をちゃんと見れていなかったことが、
プロポーズを断られた原因だったことに
彼氏は気付いていません。

別れた後、彼氏は、会社の同僚から
筑前煮を作ってみるように言われます。

そこで、初めて、
筑前煮を作るのがいかに大変なのか?
知ることになります。

タイトル通り「じゃあ、あんたが作ってみろよ」
という話です。

人と人が違うということは、
価値観も違うということです。

自分の「当たり前」が、
相手の「当たり前」ではありません。

そんなことは頭では分かっているのですが、
いざ、実生活や職場になると忘れてしまって
自分の「当たり前」を相手に押し付けてしまう・・・

組織のコンサルティングしている私の仕事の
ほとんどは、社長さんや社員さんに
これに気付いてもらうことです。

自分の「当たり前」を理解しない相手を
悪意があると決めつけて悪く言う・・・

その悪く言ったことが、
言葉として相手に伝わることもあるし、
言葉として伝わらなくても、
感じとして相手に伝わる。

悪く言われた方は、
理由もなく悪口を言われていると思うので、
相手に悪意を感じる・・・

こうして、悪意をもった2人が
できあがります。

これをどう解決するか?が私の仕事です。

一番、簡単な方法は、
相手の気持ちになって考えてもらう
ことですが、
これがなかなか難しいです。

職場では、
役割も違うし、立場も違うからです。

では、どうするのか?というと、
仮説を立ててもらいます。

つまり、相手に悪意がないとしたら、
どうしてそう考えるのでしょうか?
ということです。

いつもブログに書いていますが、
人はやりたいことしかしません。

人は選択をしています。

そうしているなら、
そうしたい理由があるのです。

そうして考えていくと
相手がどうしたいのか?が分かってきます。

ただ、相手を肯定する必要はない
と思っています。

ここは、受容までで十分です。

「肯定」というのは、
相手が考えていることを、
良いと認めたり、同意することです。

これに対し、「受容」というのは、
相手が考えていることを
そのまま受け取るということです。

つまり、「あなたはそう考えているんですね」
と思えばよいということです。

そこに良い悪いはありません。

その上で、自分と違う考え方の人と
どうやって一緒にゴールに向かって行くのか?
を考えることが必要です。

だからこそ、共通のゴールが必要なのです。

自分と違う人であっても、
共通のゴールなら一緒に目指すことは
できるからです。

前回も対立から対話へという話を
書きましたが、
多様化してしまった世の中で、
組織を機能させようとしたら、
チームビルディングの技術が必要だと
思うのです。

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

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