相手を怒らせないことが目的ではない

衆院予算委員会で、
高市首相が台湾有事について
発言したことが問題になっています。

発言の内容が
適切だったか?どうか?は、
いろいろ考えがあることだと思います。

ただ、中国が強く反応していることに
対して、高市首相が悪いんだ!
という話になるのは違和感があります。

職場でも同じですが、
相手を怒らせてはいけないということが
目的になってしまって、
言いたいことを言っていないケースが
多いように思います。

例えば、会議で反対意見を言えずに
後で問題が大きくなることがあります。

そもそも、意見が違うというのは、
当たり前の話であって、
それ自体、良いも悪いもありません。

相手が怒るのも、
自分たちの立場を主張しているに過ぎません。

できれば、怒らせたくはありません。

しかし、怒るか?どうか?は、
言ってみないと分からないときがあります。

その分からなかったこと自体が、
ちゃんと相手を見ていなかったということに
気付ける機会でもあります。

また、怒らせることを恐れて、
言わないと自分の考えていることは
相手に伝わりません。

言わないことで、
相手に満足していると勘違いさせる
ことになりかねません。

相手に分かってもらおうと思ったら、
相手を怒らすことになるかもしれませんが
伝えるしかありません。

もちろん、言い方はありますし、
タイミングもあると思います。

ただ、相手が怒ったことだけで
言わなければよかったということには
ならないと思うのです。

そういう意味で、
相手が怒ってからが大事だと思うのです。

多くの場合、相手が怒るというのは、
何か脅かされているからです。

なぜ、怒るのだろう?ということが
相手への深い理解につながります。

怒りは相手の大切にしているものを
知る手がかりになるのです。

そして、相手への深い理解が
対話につながります。

相手を怒らせることなく対話ができれば
よいのですが、
それは、相手のあることなので、
難しいです。

大事なのは、こちら側として、
対話の姿勢を崩さないということだと
思うのです。

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

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