チームビルディングの北海道合宿
から戻ってきました。
合宿には、いつもテーマがあって、
主催者の石見さんが意図しているもの
があります。
今回は、コンサルタントして
お客様にいかに成果をだしてもらうか?
ということだったと思います。
お客様に成果を出してもらう
ということは、
お客様の組織を成長させる
ということだと思います。
その成功事例が、
先日のブログでも紹介した
10年で売上が3倍、経常利益が10倍
になった企業です。
「10年で売上が3倍、経常利益が10倍になる理由」
この企業は、
新規事業を成功させることで
不況にも左右されない
強い企業になりました。
このような企業になるためには、
外部環境の変化にも、
人員などの内部環境の変化にも
対応しなければなりません。
では、どのようにしたら、
それらの変化に対応できるのでしょうか?
それは、組織として学ぶことです。
未知の問題が起こっても
自分たちで考えて
解決策を導き出し
解決していく・・・
そんな組織になる為には、
3つの要素が必要になります。
①基本理念
②理論・ツール・手法
③インフラのイノベーション
参照:「学習する組織」入門
①基本理念は、
「良い会社を作る」
「地域社会に貢献する」
「お互いに感謝をする」
というような組織の目的です。
これらの理念は絵に描いた餅ではなく
経営者や社員に腹落ちしている
必要があります。
②理論・ツール・手法は、
これらの理念を実現するために
必要な理論や実行するための手段のことです。
ブログでも紹介している
「タックマンモデル」
「メンタルモデル」
「システム思考」
「ポジティブアプローチ」
などのことです。
③インフラのイノベーションは、
これは、分かりずらいと思います。
簡単に言ってしまうと
②理論・ツール・手法など研修で学んだこと
を実践して、身に付けるための
練習や振り返りの「場」
を用意するということです。
どんなに学んでも、
実践しないとできるようには
なりません。
やりながら学ぶための「場」を
作ることです。
※イノベーションとあるのは、
実際は仕事をしながら、
「場」を作るのが難しいから、
イノベーションが必要だという意味だと思います。
この3つが大事なのですが、
コンサルタントの視点で考えた時に
組織とどうかかわればよいのか?
というのが、
今回の合宿のテーマだったと思います。
①基本理念については、
お客様に作っていただくことになります。
もちろん、
一緒に作ることはできますが、
お客様が本当にやりたい!
と思うことがなければ、
コンサルタントが作るわけにはいきません。
②理論・ツール・手法は、
コンサルタントが研修等で伝える
ことはできます。
ある意味、このブログを読んで
いただいていること自体が、
理論・ツール・手法を仕入れている
ことになると思います。
となると、難しいのは、
③インフラのイノベーションです。
学んだことを実践し、振り返り、
自分のものにしていく「場」を
作るということです。
コンサルタントとして関われるのは
多くても月2回だと思います。
月の稼働日が20日だとすると、
残りの18日は、
コンサルタントがいなくても
自社で学びの「場」を作らなければ
なりません。
この「場」作りを
どのように設計するのか?
ということが、
組織が成長するか否かの分かれ目
だと思います。
私としては、
そういうつもりでコンサルティングを
行なっていますが、
それがお客様に正しく伝わっているか?
は、正直、微妙だと思いました。
そのためには・・・
必要な知識を使いたくなるように教える
が大事だと思いました。
これが、
今回の合宿で学んだ「最大の成果」だと思います。
今日も最後まで読んでいただき、
ありがとうございます。
7月のセミナーの日程が決まりました!
言い方を変えるだけで、
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社員が誰一人辞めなくなる
『ロボット型』組織づくりセミナー
いつもブログでお伝えしている
「効き脳」診断をしてゲームをしながら、
人と人がすれ違うメカニズムを
参加者の皆さんと一緒に学びます!
2019年7月9日(火)です。
場所は、新橋
時間は、14時半から17時半です。
http://robotjinji.com/2019/06/02/post-862/
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