先日、仕事で
東急池上線の
旗の台という駅でおりました。
その駅では、
改修工事をしていました。
「木になるリニューアル」
https://trafficnews.jp/post/79080
多摩の木材を使って、
屋根のかけ替えをしていました。
その形は木材をクロスさせて
屋根の構造が見えるように
なっています。
その構造が美しかったので
ずっと上ばかり見ていました。
思わず、
電車に乗り遅れるぐらい・・・
考えてみたら、
建築が好きなんです。
新卒で入った会社は
建設会社でした。
その時、
携わった建築は
ホテル、空港、大学などです。
更地に土留めをして
地下を掘って
基礎を打って
鉄骨を立てて
床にコンクリートを流して
外壁を立ち上げて
軽鉄で壁を作って
ボードをはって
管を通したり
電線をつなげたり
建築物が完成してしまうと
見えなくなってしまうのですが、
床の下や壁の中や天井の裏には
配管や電線が複雑に張り巡らされています。
中身がどうなっているのか?
そういうのが好きなんです。
だから、
スケルトンなものに惹かれます。
私の時計の後ろは
スケルトンになっているのですが
そのメカニズムを見ていると
飽きません。
「構造」がどうなっているのか?
を考えるのが好きなんです。
多分、それが
自分のコンサルのスタイルに
なっているように思います。
「組織」の問題が
どのようにして起こっているのか?
を考えるのが好きなんです。
その時にイメージしているのが
ブログでよく書いている
『氷山モデル』です。
海に浮かんている氷山は
見ている部分は一部であって
海面の下には、
見えているものよりも
大きな氷の塊が沈んでいます。
イメージで言うと
見えている部分が・・・
「できごと」
(何が起こったのか?)
海面の下には・・・
「パターン」
(どんなパターンなのか?)
(繰り返し起こっていることが何か?)
「構造」
(どのようなしくみになっているのか?)
(どんなメカニズムになっているのか?)
「メンタルモデル」
(どんな思い込みがあるのか?)
(何がそうさせているのか?)
これらは全部つながっています。
目に見える「できごと」は、
それが単独で起こっている
のではありません。
それを引き起こしている
「構造」があります。
例えば、
「できる社員が辞めていく」という
「できごと」があったとします。
その「パターン」を見てみると
入社3年ぐらい経つと
自分がやりたいことが見つかった
と言って辞めていく・・・
どうして、
やりたいことが見つかることが
会社を辞めることになるのか?
が「構造」です。
そうすると、
仕事ができるようになったのに
仕事を任せてもらえない・・・
細かいところまで指示がある・・・
どうやら、ここが問題かな?
みたいな感じです。
探偵のように原因を突き止める
こんな風に自分の好きなスタイルを
仕事に取り入れる・・・
こんなことが、
仕事を天職だと思えるキッカケに
なるように思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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