『ながら○○』は悪くない?

12月1日から
スマートフォンや携帯電話を
操作しながら運転する、
いわゆる「ながら運転」の
罰則が強化されます。

 

罰金が増額され、
「ながら運転」での事故は、
一発免停になるそうです。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

2019年12月から厳罰化!運転中のながらスマホ

https://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg19829.html

 

 

運転中にスマホのゲームをしていた車に
はねられ死亡するという事故が
増えているので当然だと思います。

 

私がセミナーや研修で
お伝えしていることがあります。

 

それは・・・

 

人は一つのことしかできない!
ということです。

 

セミナーや研修の中で
ゲームをやります。

 

ほとんどの方が
ゲームを解くのに夢中になり
周りを見ないで
一人で解こうとします。

 

チームビルディングを
教わったばかりなのに・・・

 

たぶん、会社でも
同じことをしていると思います。

 

問題解決をしようとするあまり、
周りを見ずに一人で解こうとする・・・

 

その結果、
周りが協力しようと思っているのに
それが見えなくなっています。

 

だんだん、
周りはやることがなくなって
モティベーションが下がります。

 

そんな周りを見て、
一人で解いている人は、
なんで私だけが一生懸命なんだ?
と思って、ますます一人で解く・・・
みたいな・・・

 

結局、周りが見えていないのです。

 

それを責める気にはなれません。

 

なぜなら、
何とかしようとしているのは、
責任感の現れですから・・・

 

でも、それだと上手くいかない
と思うのです。

 

問題解決もしないし、
周りのモチベーションも下がるし・・・

 

では、どうしたらよいのか?
というと・・・

 

周りを見ながら
問題解決をするということです。

 

つまり、問題解決するときに
周りを見る癖をつける
ということです。

 

これはレベルの高い話です。

 

2つのことを同時にする
ということですから・・・

 

例えば、セミナーで話をするときに
話することに夢中になると、
受講している人が見えなくなります。

 

受講している人が見えなくなると
理解しているかどうか?をお構いなく
話し続けることになります。

 

その結果、伝えたいことが
伝わりません。

 

理想の状態は、話しながら、
受講している人を見て、
その理解度によって、
話すスピードを変えたり、
同じ話を違う観点で話をしたり、
相手に合わせて話すことです。

 

つまり、
話すこととみることを同時にやる
ということです。

 

これができるためには、
どちらかを無意識でできるレベルに
する必要があります。

 

プレイングマネジャーをやっている人は
自分の仕事をしながら、
部下の様子も見れないといけない
ということです。

 

「ながらマネージメント」です。

 

これがなかなかできない訳です。

 

だから、できていない前提で
マネージメントする必要があると
思います。

 

ちょっと気になったら、
時間をとって部下と話をするとか、
部下の仕事ぶりをチェックするとか、
そんなことを意識しながら、
仕事がする必要があると思います。

 

当たり前のことですが、
スマートフォンや携帯電話を
操作しながら運転する、
いわゆる「ながら運転」は
絶対にやめてくださいね!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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