誰に対して言うのか?を意識する

元法務大臣の河井氏が
公職選挙法違反の罪に問われた
ことに対して、
自民党の二階幹事長が

本人も大いに反省しているようだが、
党もこうしたことを他山の石として、
しっかり対応していかなくてはならない

と発言したことに
批判が相次いでいます。

 

「他山の石」

 

「たざんのいし」
と読むのだそうです。

 

その意味は・・・

他人のつまらない言行、
誤りや失敗なども自分を磨く助けとなる

参照:デジタル大辞泉

という意味だそうです。

 

言いたかったことは、
「人のふり見て我がふり直せ」
ということなんだと思います。

 

記者会見でも、そのあとに

いやしくも、政治で国民の皆さんに
いろいろな協力を求める立場なので、
国民の皆さんから
後ろ指をさされたりすることに
ついては、厳に慎むべきだ

と発言していて、言いたいことは・・・

気を引き締めて
二度と同じようなことは起こさない!
ということだと思います。

 

そのこと自体は、
別に問題になることではありません。

 

しかし、
そもそもが自民党内の事件であり、
身内の話にもかかわらず、
「他山」というような
他人事のような言い方が、
問題なのだとおもいます。

 

これが、もし、
自民党内の会合で話した話なら
「他山」でもよいと思います。

 

あくまでも、他人の話ですから・・・

 

しかし、
記者会見での発言であり
幹事長として立場の発言ですから
他人事という訳にはいきません。

 

自分事として、
国民を意識した発言をすべき
だったと思います。

 

このように
誰に対して発言しているのか?
を意識していないと、
自分の思っていることが
正しく伝わりません。

 

つまり、
言っていることが
適切か?適切でないか?は、
誰に対して言っているのか?
によっても変わるのです。

 

自分が言っていることは
間違っていないのに
トラブルが起こるという時は、
言っている相手が間違っている
場合が多いです。

 

そういう意味では、
誰に対して話をしているのか?
を意識することが大切です。

 

つまり、
目の前の相手にどう伝わるのか?
ということが大切です。

 

そう考えると
夢中になって話している時は
気を付けた方ががいいと思います。

 

夢中になって話している時は
自分の考えていることを
自由に発散させている可能性が高いです。

 

夢中になって話している時は、
相手のことなんて考えていられない
ですから・・・

 

だから、
おしゃべりな人は気を付けたほうが
良いかもしれません・・・

 

そういう意味では
私なんかは、
おしゃべりな人の話しは、
半分ぐらいしか聞いていません(笑)

 

というのは冗談で、
話を聞きながら
言いたいことは何なのか?を
常に考えています。

 

結局、人は変えられないので、
相手に合わせることが大事です。

 

私なんかは、
あまりしゃべらないので、
何を考えているのか?わからない
と言われます。

 

そこに良い悪いはないのです。

 

ひとそれぞれ違っていて、
お互いを尊重しようと思ったら、
お互いが相手に合わせる意識が
大事だと思います。

 

それには、まず、
人と人が違っていいんだ!
ということを理解することだと
思っています。

 

相手も完璧でないですし、
自分も完ぺきではないので・・・

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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