どうして私はマウンされるのか?

先日、友人にこんなことを
相談されました。

 

私、マウント取られることが
多いんですけど、
どうしてなんでしょうか?

 

背景をちゃんと聞かないと
分かりませんが、
マウントを取るのは、
相手をコントロールするためです。

 

だとしたら、3つ可能性があります。

 

1つ目は、相手が
コントロールの欲求が高い人である
可能性です。

 

コントロールの欲求の高い人は
相手をマウントすることで、
自分の思い通り動かそうとします。

 

発達段階でいう第2段階の人です。

 

自分のために人を使う人です。

 

発達段階については
こちらのブログに書きました。

放っておいて人は育つのか?

 

別に第2段階の人が悪いわけではありません。

 

私だって油断すると第2段階になります。

 

ただ、これは相手の話であり、
相手は変えられないので、
マウントを取られたくないなら
距離を置くしかありません。

 

マウントを取ってくるような人は
放っておくしかないのです。

 

2つ目は、自分も
コントロールの欲求が高い人である
可能性です。

 

人はコントロールされたくないので
コントロールされたら、
離れていくか、
コントロールし返そうとします。

 

コントロールし返されたら、
いわゆるマウントの取り合いです。

 

こうなると果てしない戦いになります。

 

これを避けるには、
対話のスキルを身に付ける必要があります。

 

対話については、
こちらのブログに書きました。

対話ができれば組織が変わる

 

人と人は違うので、
対立そのものは悪いことではありません。

 

問題は対立を放置することです。

 

対話で解決できないかもしれないけど
相手の背景を知ることができます。

 

ちなみに対話ができるのは、
先ほどの発達段階でいうと第5段階です。

 

3つ目は、自分が、
新しいことをやりたがったり
現状を変えたがるタイプである可能性です。

 

人は変化を嫌うので、
新しいことや現状を変えることに抵抗します。

 

自分はコントロールするつもりはなくても
相手が変えられると感じたら、
コントロールされていると感じます。

 

コントロールされまいとして、
マウントを取ってくる可能性もあります。

 

新しいことをしたり、現状を変えたいなら、
やり方があります。

 

いきなり動き出してはいけません。

 

相手に警戒させてはいけないのです。

 

では、どうしたらよいのか?

 

まず、どうなっていたらよいか?
ビジョンを描き、ビジョンを語ることです。

 

ビジョンが実現すると
相手にとってもよいことであることを
理解してもらう必要があります。

 

共感を得るということです。

 

共感が得られれば、協力者になります。

 

協力者になってもらえば、
ものごとをスムーズに進めることができます。

 

新しいことをしたり、現状を変えるのが、
早すぎるんです。

 

もうちょっとスピードを落として、
みんなを巻き込みながら進めると
抵抗されることもなく、
マウントを取られることもなくなると思います。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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