前回のブログで、
新幹線の雑誌wedgeのお話をしました。
今回の特集は、
民主主義は人々を幸せにするのか?
というテーマでした。
アメリカの大統領選挙しかり、
今回の衆議院選挙しかり、
情報戦のような戦いになってきて、
民主主義って機能しているのだろうか?
と思っていたタイミングだったので、
興味深く読みました。
その議事の記事の中に、
民主主義とは何か?について、
一橋大学大学院の市原教授が
Q&A形式でこんな風に書いていました。
Q:
民主主義を守り、改革を進めていくため
私たちはどのようなことを
実践いていくべきでしょうか?
A:
日本の社会には
「校則」のようなものが多すぎるので、
そこから解き放たれることが
必要だと思います。
日本社会は
ルールの中にマナーが組み込まれ
行動範囲を自分達で狭めている
という例が少なくありません。
(中略)
こうした制約から解き放たれていくと、
「自分が何をしたいのか?」
「自分が何をするべきなのか?」を
自ら定義づけようという行動が
生まれていくと思います。
この記事を読んで、
先日、ブログに書いたことを
思い出しました。
「いちいち言わなくてよくなるためには?」
うちの会社にとって何が大事なのか?を
バリューという形で明確にすることで、
いちいち言わなくても
自分で判断できるようになるのだと書きました。
しかし、このバリューも
「校則」のようになってしまうと
自分たちの行動を狭めることに
なってしまうのではないか?
と思いました。
バリューとか行動指針とか
評価制度の情意考課とか
ルールの中にマナーが組み込まれいる
ように思います。
それ自体は悪くはないのですが、
それを鵜呑みにして、
守ることが目的になってしまうと
窮屈に感じようになります。
市原教授が書いているように
そこから解き放たれて
「自分が何をしたいのか?」
「自分が何をするべきなのか?」を
自分で考えることが必要なんだと思います。
ただそれを守っていればいい
ということになると、
民主主義ではなく、
独裁や全体主義になります。
今回の衆議院選挙も
情報を鵜呑みにするのはなく、
やけになるわけでもなく、
自分の頭で考えて投票すべきだと
思うのです。
民主主義の基本は
自分で考えて決めるということですから
考えることをあきらめてはいけない
と思いました。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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