今こそミッションが問われている

フジ・メディア・ホールディングスは、
「フジテレビの再生・改革に向けた
8つの具体的強化策および進捗状況」
について発表しました。

これに際して清水社長が記者会見を行い、
バラエティ制作局の解体を通じて、
「楽しくなければテレビじゃない」
からの脱却を宣言しました。

たしかに、バラエティ制作局が暴走し、
全社的にハラスメントが蔓延していた
状況を考えれば、
この判断は当然と言えるかもしれません。

しかし、昭和世代の私にとって、
フジテレビといえば、
「楽しくなければテレビじゃない」
が代名詞です。

このスローガンを捨てたフジテレビは、
もはやフジテレビではないと感じてしまいます。

フジテレビにとっての「強み」は、
やはりバラエティにあると私は思います。

どんな状況でも成果を上げられるものが
「強み」です。

私が組織を立て直す際にも、
よりどころとするのは「強み」です。

「強み」を活かして立て直すのが、
原理原則です。

そんな今、生き残りをかけた重要な局面で、
「強み」を手放すのは得策とは思えません。

それは、右利きの人が
左手で勝負するようなものです。

それほどの覚悟で臨むという姿勢は
大切だと思います。

しかし、今回発表された改革案を見ても、
本当に再生できるイメージが湧きません。

どちらかと言えば、批判を回避するために
取り繕った内容のように見えてしまいます。

この内容で進めるのであれば、
フジテレビである必要すらないのではないか、
と思います。

ただ一方で、
フジテレビらしさが今の時代に
受け入れられていないと思います。

であるならば、
いま一度「フジテレビらしさ」とは何かを
見つめ直すところから始めるべきだと思います。

そうでなければ、
フジテレビとしての存在価値が
本当になくなってしまうのではないか
と思います。

まさに今、フジテレビのミッションが
問われているのだと思います。

「何のために、我が社は存在しているのか?」

「我が社がなくなったら、誰が困るのか?」

こうした問いこそが、本来のミッションです。

他人のふり見て我がふり直す、
ではありませんが、
自社のミッションを考え直す良い機会でもある
と思います。

今日も最後まで読んでいだき
ありがとうございます。

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