前々回のブログで、
「思考」についてのレクチャーを受けた
という話を書きました。
脳は主語を理解しないから、
周りの人のことをネガティブに考えていると、
そのネガティブな言葉が、
自分の頭の中に溜まっていき、
自分の思考自体がネガティブになります。
人は思考を通して世界を見るので、
思考がネガティブになっていると、
自分の世界もネガティブに見えてきます。
世界がネガティブに見えていると
どうなるか?というと、行き詰まります。
ネガティブに見えていると、
何をやっても上手く行かないと思うからです。
何をやっても上手く行かないと思うと
行動ができなくなります。
行動をしないと現状が変わらないので、
行き詰まるというわけです。
だから、行動するためにも、
頭の中にネガティブなことを溜め込まない
ことが大事です。
そう考えると、月に1回でも、
面談で話を聞いてもらうということは、
大事なことだと思いました。
面談の中で、
ネガティブなことが吐き出せれば、
溜め込まずに済みます。
だから、面談は、
相手の話を聞く必要があると思っています。
ただ、相手の話を聞いているままでは、
ネガティブな話で終わってしまう
可能性があります。
どこかでポジティブに切り替えて、
次の行動につなげてもらう必要があります。
そのために有効な手法が
GROWモデルというものです。
GROWモデルとは・・・
①Goal(目標の明確化)
どうなりたいのか?
理想の状態を明確にします。
②Reality(現状の明確化)
現状を明確にします。
現状と理想の状態が明確になると
ギャップが明確になります。
③Options(選択肢の創造)
ギャップを埋めるための打ち手を考えます。
④Will (意思の確認)
行動を決定し、
行動の優先順位を決めます。
GROWモデルは、
この4つの頭文字をとったものです。
ここでのポイントは、順番です。
GROW(①②③④)ではなく、
RGOW(②①③④)で聞くということです。
ネガティブな話を聞き出す必要があるので、
②Reality(現状の明確化)から始めます。
②Reality(現状の明確化)で
ネガティブなことを吐き出してもらった上で、
①Goal(目標の明確化)で、
ポジティブなことを聞くというわけです。
実は、前回のブログで紹介した
「社員が辞めなくなる面談シート」は、
そのように作っています。
「社員が辞めなくなる面談シート」はコチラ!
https://robotjinji.co.jp/mendan_sheet
だから、この面談シートの順番で、
話を聞いてもらうと、
面談が上手く行くと思います。
この面談シートを活用していただければ
うれしく思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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