先日、ネットニュースを見ていたら、
部下のやる気をそぐNG発言として、
「どんなことでも、いつでもいいから相談に来て」
という言葉が紹介されていました。
「いつでも相談して」もアウト?
部下のやる気をそぐNG発言11選
https://news.yahoo.co.jp/articles/3eab43c5ddf03f8c74e2eb708d2b8c22d4803e8c
この記事にも書かれていますが、
「いつでもいい」と言われても
部下にとっては、
その「いつ」が分からないのだそうです。
いつでもいいと言っているのだから、
「いつ」はいつでもいいのに、
「いつ」がいつだかわからないなんて
まるでコントのような話です。
今の若い人たちには、
怒られたくない、失敗したくない
という気持ちが強いので、
自分で決めることを避けようとします。
そのため、いつでもいいと言われても
「いつ」を自分で決められないのだと思います。
そして、記事に書いていませんでしたが、
「どんなことでも、いつでもいいから相談に来て」
がNGなのは、「どんなことでも」も同じです。
そもそも、何を相談してよいのか?
わからないくらいわかっていないのです。
その人に、「どんなことでも」と言っても、
何を相談してよいのか?分かりません。
これと同じで、
「何かわからないことがあったら聞いてね!」
もNGです。
自分が何がわからないのかもわからないのに
「わからないこと」があったらと言われても、
聞けないのです。
このように、
上司と部下の間で前提が違いすぎることが、
コミュニケーションを難しくしています。
こういう場合、どうしたら良いのか?というと、
現状とゴールを明確にすることです。
今、何が分かっていて、
ここまでやるのに何がわからないのか?を
お互いに確認することです。
そのためには、部下の方に
実際にその仕事をどうやってやるのか?
質問してみることです。
人はイメージできないことはできないので、
話を聞いていて、イメージが湧いてこないなら、
おそらく、部下の方はできません。
そういう時は、その後、
しばらく一緒に仕事してみるとよいと思います。
すると、どこかで止まります。
そこが分かっていないところです。
そうしたら、その部分を教えて、
その後のその仕事をどうやってやるか?
もう一度、質問をしてみる・・・
そこで、
イメージが湧くような答えが返ってくれば、
あとは任せても大丈夫です。
また、それでも、
イメージが湧くような答えが返ってこなければ、
またしばらく一緒に仕事をするしかないと思います。
このように相手が何がわかっていないのか?を
探りながら話をするということです。
この時に知っておいていただきたいのは、
人間が学習をする時のプロセスです。
まず、知識が点になります。
そして、その点と別の点がつながって
線になります。
次に、線と線がつながって面になります。
面ができると立体になり、
その立体が新たな点となります。
そして、その点とまた別点がつながって
線になり、線と線で面となり
立体になって点になる・・・
この繰り返しで学習が進んでいきます。
このように考えると、
相手が分かっていることに対して
どの点を打てば線になるのか?
線になったなら、どの点を打てば、
面になるのか?
そういったことを考えながら
教えることが必要になります。
点がない状態だと線にならないので、
とにかく、点を増やす必要があります。
最初からできる状態を目指すより、
まずは点を増やすことを考えて
教えることが大事だと思います。
点だけだとすぐに消えてしまいます。
点と点で線になって、面になって、
定着するものだと思っています。
つまり、線になって面になるまで、
何度同じことを聞かれても、
ちゃんと答えてあげるということが、
必要だと思うのです。
こんなのわかるでしょ?は、
点が線になって面になって立体になっている人
の感覚です。
ただ、そもそも、
点と点を線にする訓練が圧倒的に足りないと、
線にもならないし、面にもならないという
問題もあると思います。
だからこそ、
点と点が線になって面になるまで、
一緒にやる必要があるのだと思います。
結局のところ、
「いつでも相談して」という曖昧な指示ではなく、
「今、どこまでできていて、次の一歩は何か」を
一緒に確認しながら進めることが、
本当の意味での部下育成につながるのです。
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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