この間、テレビを見ていたら、
日本のフットサル元・代表監督
ミゲル・ロドリゴが
小学生のチームを1週間指導する
という番組をやっていました。
途中からしか見れなかったので、
DVDを買って、昨日、観ました。
ミゲル監督は、
2012年、2014年のAFCフットサル大会
で、初めて日本代表を大会連覇に導き、
2012年にタイで開催された
FIFAフットサルワールドカップでは、
史上初のベスト16入りを果たしました。
今は、
ベトナムのフットサルの代表監督を
しています。
そんなミゲル監督が
普通の一般的な小学生にサッカーを
1週間、教える時に
何を教えると思いますか?
ミゲルは
「考えろ!」と常に言っていました。
しかも「早く!」
その日の練習が終わって、
子供たちに聞いた感想は・・・
「たくさん考えないといけない」と・・・
そうです。
子供も考えることができるのです。
ミゲルは言います。
『技術だけを教えても、
実践でできなけば意味がない。
常に実践を意識して早く考えさせる
訓練が必要なのだ』と・・・
だから、練習も、大人がやっても
頭が混乱しそうな細かなルールを与えて
練習をさせていました。
また、ミゲルの指導を観ていた
日本の指導者が気付いたことは、
ミスがあった時に、怒るのはなくて、
プレーを止めて、説明をする。
そして、上手くできれば、褒める。
これを徹底しているということ。
このことをミゲルに伝えたら、
ミゲルはこう言いました。
チャンスでシュートを打ったら、
『パスだろう!』と怒られた・・・
また、別の時に、
チャンスでパスをしたら、
『シュートだろう!』と怒られた・・・
この子供は、
自分から積極的にプレーしなくなった
まずは
子供の判断を尊重することが大事だ!
もし、それが間違った判断だったら
そのあとで説明すればいいと・・・
これは会社でも同じようなことが
起こっているんじゃないかな?
と思います。
社員に考えさせないで、やることを言う。
しかし、その言われたことをしていると、
なぜ、言われたことしかしないんだ!
と怒る。
そして、別のことをやっていると、
なぜ、言われたことをしないんだ!
と怒る。
まずは、社員の判断を尊重すること。
そして、やることをいうのではなくて、
何をすべきか?を考えさせる。
何をしたらよいのか?考えて、
自分の行動を決ることが、
自分の行動に責任を持つことになる
のだと思います。
ミゲルは言います
「自分で見つけた答えは一生忘れない」
教えることではなく、考えさせることが
大事なんです!
そう考えると、私は、わが子に
「何度、教えれば、できるようになるの?」
と何度、言ってきたことか・・・
それこそ、私は、
何度、言われれば、子供を信用するように
なるのでしょうか?
結局、人はできることしか、できないのです。
教えられても、できないものはできない・・・
だから、教えるのではなく、自分で考えさせる。
子供も、大人も一緒だと思います。
それが、相手を人として見ること。
それができて、
相手も私を人として見てくれるのだと思います。
まずは、わが子を信じることから始めます!
<お知らせ>
ブログをメルマガで配信しています。
ご希望の方はご登録いただければと思います。
■登録・解除フォーム
ご登録されたいE-mailアドレスを入力し、ご希望内容のボタンをお押し下さい。 |
コメントを残す