偏愛が世界を救う!

先日、小田急線に乗ろうとしたら、
こんなポスターが貼ってありました。

 

偏愛が旅を変える。

 

偏愛って、ご存知ですか?

 

へんあい【偏愛】

( 名 ) スル
ある特定の人・物だけを愛すること。
かたよった愛情。

出典:三省堂大辞林

 

実は、この「偏愛」を研修で使っています。

 

明治大学文学部教授である
齋藤 孝先生の書籍

『偏愛マップ』

https://goo.gl/YBdNjd

 

この書籍で
紹介されているワークがあります。

 

自分が偏愛しているものを
1枚の紙にぶわっと書く!

 

そして、
書いたものを2人1組になって
お互いに紹介し合う!

 

5分もあれば十分です。

 

その時のルールは、
相手の偏愛を否定しない・・・

 

単純なワークです。

 

自分の好きなものを
相手に話すだけです。

 

それだけでお互いの関係が
劇的に変わります。

 

大きな理由は3つあると思います。

 

まず、1つ目は・・・・

 

共通の話題が見つかる
ということだと思います。

 

共通の話題があれば、
話がはずみます。

 

そして、2つ目・・・

 

意外性に気付く。

 

相手のことを知っているつもりでも
意外なものにこだわっている
ことが分かったりします。

 

すると、相手の違う面が
見えてきたりします。

 

一見すると、
難しそうな顔をしている人が
犬好きだったりして・・・

 

それだけで、
相手の印象がガラリと変わる。

 

最後、3つ目・・・

 

自分の好きなものの話を
聴いてもらえる。

 

自分の好きなものを
否定しないで聴いてもらえる
というのが、
承認欲求を満たしてくれます。

 

このワークを通じて、
私が伝えたいことは・・・

相手を人として見る

ということです。

 

初対面の人であれば、
第一印象で相手のことを
決めつけてしまう。

 

職場の人であれば、
仕事を通してでしか
相手を見ていない。

 

結局、自分が見たいように
相手を見ているのです。

 

それが、このワークを通じて、
あらためて、人として見えてくる・・・

 

最近は、効率よく
コミュニケーションをとり過ぎて
余計な情報が入ってこなくなります。

 

そうると、ついつい、
自分が知っていることが
その人の全て・・・
みたいに思えてしまいます。

 

でも、その人には、
自分の知らないことがたくさんあって、
そこに相手を知るヒントがあったりします。

 

このブログでも
対話の重要性をお伝えしています。

 

対話というのは、
相手の背景や意図を感じながら
話すということです。

 

その時に
「偏愛マップ」によって
相手を多面的に見ることができていたら
対話が促進すると思います。

 

昨今、対話によって
多くの紛争が解決されています。

 

偏愛を認めることで
対話が促進することを考えると、
偏愛は世界を救うのです!

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

4月のセミナーがあと2席になりました!

 

言い方を変えるだけで、
社内の「人間関係」が改善し、
社員が誰一人辞めなくなる
『ロボット型』組織づくりセミナー

いつもブログでお伝えしている
「効き脳」診断をしてゲームをしながら、
人と人がすれ違うメカニズムを
参加者の皆さんと一緒に学びます!

2019年4月19日(金)です。

14時半から17時半です。

http://robotjinji.com/2019/03/07/post-823/

 

GW前、最後のセミナーになると思います。
皆様の参加をお待ちしています!

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