気持ちのよい職場の作り方

メダリストへの誹謗中傷や
新型コロナの感染拡大など
気が滅入るニュースが多い中
ホッとするニュースを目にしました。

 

9割の車が一時停止する横断歩道が
徳島県美馬市に【動画付き】
https://nordot.app/794747094702358528?c=39546741839462401

 

なんと、信号機のない横断歩道で、
90%を超える車が一時停止するそうです。

 

以前ブログで、
「信号機のない横断歩道」における
歩行者優先率について書きました。

 

全国平均は8.6%です。

 

「全国平均8.6%長野県58.6%広島県1.0%?」

全国平均8.6%長野県58.6%広島県1.0%?

 

しかし、この横断歩道は
90%以上だというのです。

 

ちょっと、
異常だとしか思えません。

 

なぜ、みんな止まるのか?

 

それは・・・

 

この横断歩道が、
小学校のすぐそばで、
止まってくれた車のドライバーに
小学生が「お辞儀」をするから
なのだそうです。

 

上のリンクの動画をみると
横断歩道を渡ってから
「お辞儀」をしています。

 

この美馬市の小学校では、
特に「お辞儀」をするように
指導したことはないそうです。

 

校長先生の話では、
上級生の姿を見て、
自然に広がったのでは?
とのことです。

 

なんだか、良い話だなと思いました。

 

横断歩道に歩行者いる時に
車が一時停車するのは、
道路交通法で決められています。

 

だから、
一時停車するのは法律です。

 

でも、実際は、
全国平均で8.6%しか
一時停車しないのです。

 

しかし、
小学生が「お辞儀」をすることで
90%以上の車が一時停止するのです。

 

これは、何は言っているのか?
というと・・・

 

人は、「ルール」では動かない
ということです。

 

では、何で動くのか?
というと・・・

 

「感情」です。

 

「お辞儀」をされることで
「ありがとう」の気持ちが伝わって、
自分の行動が認められたと
認識することができるのです。

 

ルールとか役割だから
「当たり前」でしょ!
と言うのではなくて、

 

してもらったことに対して、
「ありがとう」という気持ちを
伝えるのが、
相手に行動を続けてもらう上で
大事なことです。

 

それが「承認」です。

 

「承認」は、
相手を見ていないとできません。

 

いや、見ていても、
それを「当たり前」と思わず、
「ありがたい(有難い)」と思える
ことが必要です。

 

社長だから「当たり前!」

 

上司だから「当たり前!」

 

社員だから「当たり前!」

 

それぞれの「当たり前!」を手放して
感謝の気持ちを伝えることが
結果的に、
心地よい職場をつくることになります。

 

「承認」には3種類あります。

 

①結果承認

②経過承認

③存在承認

の3つです。

 

①結果承認とは・・・
できたことを承認すること。

 

②経過承認とは・・・
その行動(努力)を承認すること。

 

③存在承認とは・・・
その存在そのものを承認すること。

 

この中で一番大事なのは、
「存在承認」です。

 

でも、一番難しいのも
「存在承認」です。

 

存在しているのは、
「当たり前」だからです。

 

だから、
「当たり前」を手放すというのは、
「存在承認」をするということです。

 

では、
何から始めたらよいのか?

 

それは・・・

 

「あいさつ」です。

 

難しくはないんですけど、
難しいですよね!

 

成果が上がる組織って、
こういう基本的なことが
できているんですよね!

 

だから、
上手くいっていない組織を
立て直す時って、
難しいことをやってもダメで
できることから始めることが
必要なのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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