前回のブログで、
「ひとつの生き物のようにまとまって成長をし続けるしかない・・・」
という言葉を紹介しました。
組織を変えるという現場にいて、
こう思うことがあります。
社長、早すぎます!
私が知っている社長さんは
組織を変えるためには、
自分が変わらなければならないこと
は分かっています。
そして、実際に変わろうとしています。
変わるためには、
以前もお話をしたタックマンモデルの
谷をくぐるらないといけません。
社長さんは意識が高いですから、
自分で反省し、過去を清算し、
未来に向けて歩き出しています。
谷に向かうことを恐れません。
谷をくぐって、ここにいる感じです。
成果が見えてきて、
意気揚々としています。
しかし、
社員さんは?というとここにいます。
まさに「嵐」です。
今までの秩序が壊れ、
新しい秩序の中で右往左往しています。
昨日まで、トップダウンで
「俺の言うことを聞け!」
でやってきたのに、
今日から
「自分で考えて動け!」
と言われているのです。
一人であれば、素早く反転できますが、
組織はそうはいきません。
まさに、大きな船みたいなものです。
急に止まれないし、曲がれません。
まさに、
社長さんだけが先行して
社員さんが取り残されている状態。
社長さんにしてみると、
「自分はこんなに変わったのに
社員は変わってない!」
という気持ちになります。
で、どうなるか?というと、
「うちの社員は分かっていない!」
となるのです。
あらら・・・
変わったはずなのに、
また元に戻ってしまった…
慌てるのは社員さんです。
「自分で考えて動け!」
と言っていたのに
何をやってもダメ出しされる。
それなら、何もしないでいよう!
と思うようになる。
そして、
変わり始めた社員さんも元に戻る。
結局、全てが元に戻ってしまう…
こんなことが起こっているのではないか?
と思うんです。
こうならないためには、
「自分はこんなに変わったのに
社員は変わってない!」と思っても、
社員さんが変わるのを待つことです。
社長さんは早すぎるのです。
アフリカのことわざにこんな言葉があります。
早く行きたければ一人でいけばよい。
より遠くに行きたければみんなでいけばよい。
「人」が変わるには時間がかかるんです。
だから、見守ることが必要なのです。
今日も最後まで読んでいただいて、
ありがとうございます。
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