ある社員さんから相談がありました。
「飲み会の翌朝、
社長が会社に来ないのですが、
どう思います?」
う~ん
何とも答えにくい相談です。
相談というか、質問?
さて、なんと答えるか?
シンキングターイム
日本キャッシュフローコーチ協会の
和仁先生に、こんなことを教わりました。
普通のコンサルタントは
質問の〇〇に答える。
出来るコンサルタントは
質問の△△に答える。
さて、〇〇と△△に入る言葉は何でしょう?
ダブルシンキングターイム
正解は・・・・
普通のコンサルタントは
質問の「内容」に答える。
出来るコンサルタントは
質問の「意図」に答える。
つまり、質問をされているときに、
そもそも、
なぜ、その質問をしているのか?
を考えることが必要だということです。
出来るコンサルタントになりたい私は、
質問の「意図」に答えます。
そもそも、
なぜ、彼はこんな質問をするのだろう?
2つ考えられます。
1つ目の可能性は、
彼が「社長といえどもルールを守るべきだ!」
という価値観や考え方を持っている。
始業時刻や終業時刻を守らなければならないのは
労働者ですから、社長は関係ありません。
社長には残業代が出ませんから・・・
しかし、
マネジメントの観点でいうと「守る」べきです。
なぜなら、社員に守らせないといけないから・・・
つまり、
時間を守らない人に
「時間を守れ!」と言われても
冗談にしか聞こえないということです。
そうすると、ルールの観点で言っているのか?
マネジメントの観点で言っているのか?
によって、回答の仕方が変わってきます。
ルールの観点で言っているのであれば、
簡単です。
「社長には残業代が出ないよね!」
と答ええばよいのです。
しかし、
マネジメントの観点で言っていると厄介です。
このままだと答えようがありません。
あとで考えます。
では、
「なぜ、彼は私にこんな質問をするのだろう?」
の2つ目について考えてみます。
2つ目の可能性は、
彼と社長の間に感情的な問題がある。
これは感情的になる原因を解決するしかない
のですが、そこを解決しても解決しません。
過去に何かしらの行き違いがあって、
そのままになっている可能性があります。
そこの誤解を解く必要があります。
となると解決方法は当人同士で話すしかない!
ただ、これも思考のパターンが違うと
いくら話をしてもすれ違うので、
間に人が入ったほうがいい・・・
って、私?
みたいな問題・・・
でも、もっと考えていくと
3つ目の可能性もあります。
いくら感情的になるとしても、
ここまで感情的になるだろうか?
となると、根本的な問題か?
社長が社長の仕事をしていない・・・
社長が社長の仕事をしていれば、
こんなことを質問してこないと思うんです・・・
でも、これも、正直、難しい問題です。
彼が、そう思っているだけかもしれません。
つまり、彼にそれだけの認識がない。
社長が背負っている責任を理解していない。
理解できなくてもよいのですが、
そういうものがあることを
感じることができない。
それとも、
社長に問題があるのかもしれない・・・
本当に社長が社長の仕事をしていない。
でも、
仕事をしていない?を
どう評価すべきなのか?
そもそも社長の仕事は何なのか?
こんなことをグルグル考えながら、
ここで彼の質問に答えるべきか?
を考えたりするわけです。
すると、
もう1つの考えが浮かんできます。
そもそも、
なぜ、私にこういうことを質問するのか?
直接、社長に言えばよいのではないか!
直接、社長に言えないのはなぜか?
これで、ますます、答えられなくなる。
でも、そういう問題なのだと思います。
長くなってきたので、今日はこの辺で!
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