違っていることは間違いではない

研修の中で、自分の欲求を
答えてもらうワークがあります。

問題文を解くと自分の欲求の順番が
明らかになるというものです。

5人でやっていたのですが、
1人だけ、結果が大きく違っていました。

その時、彼女がこう言いました。

「あれ?私、間違っている?」

このワークは自分の欲求の順番を
答えるワークです。

正解、不正解はありません。

順番は人それぞれです。

しかし、
人と違っていることが間違いだと思ってしまう。

世の中、こういうことが多いのではないか?
と思います。

人と違っていいんです。

しかし、世の中には、
「人と違う」=「間違い」みたいな考え方が
あるように思うのです。

同質のものを求めるみたいな・・・

これが、答えが1つの時代の考え方でした。

答えが1つだから、それ以外は認めない。

いつかはクラウン・・・

みんなのあこがれはひとつで、
それに向かってみんな頑張るみたいな・・・

しかし、今は答えが1つではありません。

顧客の求める価値が多様化しているので、
価値を提供する側も多様化しないと
ニーズに応えられなくなります。

多様性を認める組織にならないと
生き残れない時代になってきています。

そういう時代背景の中で、
人と人の「違い」を捉え直す必要がある
と思います。

美しい言葉として
「人と違っていい」というのでなく、

豊かさの結果、
「違い」を認められるようになってきた
のではないか?
と思います。

そういう意味で、
権利として「違い」を主張するのではなく、
お互いの「違い」を尊重し合うことが
大事なのだと思います。

昨日(8月15日)は終戦の日

「違い」が認められずに戦地に送り込まれた
人達がたくさんいたのだと思います。

選ぶことができなかった時代

そんな時代から、
戦後の復興を果たし、豊かな時代になりました。

「違い」が認められる時代は、
間違いなく良い時代だと思います。

だからこそ、
「違い」を活かすことを大事にしなければ
と思います。

「人と人は違っていいんです。」

勘違いしないようにしたいと思います。

最初、書きたいと思っていたことと
違う方向になってしました。

しかし、時代背景から今を考えることも
大事なことだと思います。

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

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