お客様の会社で
評価制度を作っています。
実は、以前、評価制度を
作っていたのですが、
運用ができずにしました。
そこで、
チームビルディング的な
研修をやってから、
今回、評価制度を
作り始めました。
評価制度を作る前に
5ヶ月ほどかけて、
マネジメントの研修を
してきました。
マネジメントの研修で
伝えたことは2つです。
「人と人との違い」
「目的と目標の違い」
です。
このことを理解してもらうために
十分に議論してもらいました。
そこから、評価制度を作り
始めたのですが、
作り始めてから、
私が説明したのは最初の1回だけで、
あとは、管理職の皆さんで
勝手に作り出しています。
会社が運用できる制度を
作るためには、
コンサルタントが制度を作っては
いけません。
コンサルタントの手を離れて
会社が作るぐらいでないと
制度は動かないのです。
今までは、
費用をいただいているので、
何として作らないと思っていました。
そのため、
手をだし、口を出してきましたが、
人に言われて作ったものは
運用しようとはしません。
制度を作る時は
コンサルタントがつくるのではなくて
お客様の社員さんが
作らないといけないのです。
そんなことを言ったら、
コンサルタントに頼む意味が
ないじゃないか?
と思われるかもしれません。
しかし、私が作らなくても、
評価制度を作れるということは、
会社の中に制度を作れる社員さんが
いるということです。
コンサルタントの仕事は
評価制度を作れる社員さんを
育てることです。
(作れる環境を作ること)
そういうことを考えて
今回、マネジメント研修を
やりました。
それが良かったのだと思います。
非常にうまく行っています。
これが、まさに
「人」×「しくみ」×「関係性」
です。
「しくみ」を作るには
まず、「人」がいないと
作ることができません。
先日、
評価制度を作っている時に
あるマネージャーさんが、
「この制度をもっと早く作りたかった」
とおっしゃいました。
そういう気持ちも分かります。
しかし、
「人と人との違い」や
「目的と目標の違い」が
理解してなければ、
評価制度は作れなかったのです。
つまり、
制度(しくみ)を作るには、
「人」が成長していなければ
ならないのです。
それを今まで私は、
「人」は「人」、
「しくみ」は「しくみ」と
切り離して考えていました。
「人」×「しくみ」×「関係性」
と言っていますが、実は、
その順番にも意味があるのです。
この言葉は、私の
チームビルディングの先生である
石見さんから教わりました。
石見さんは、
「人と組織が同時に成長するには
どうしたらいいんだろう?」
と考えて、
この言葉を思いついたと言っていました。
人と組織が同時に成長する
今回の評価制度の
コンサルティングを通して、
石見さんの言っている本当の意味が
分かったような気がします。
組織を大きくすることは
比較的、簡単です。
しかし、
人が育っていないと
その組織は崩壊します。
人は時間がかかります。
組織を安定的に成長させて
いくためには、
人の成長のスピードと
組織の成長のスピードを
合わせることが必要なのです。
今日も最後まで読んでいただいて
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