先日、ある社長さんから
こんな相談を受けました。
「あいつ、仕事できないんです」
なるほど〜
お話を伺っていると
その部下の部門だけ
「会議に数字が出てこない」と
いうのです。
たしかに困りますね!
ちなみに、
数字が必要なの理由を
聞いてみました。
「えっ!その数字によっては
融資が必要になるかもしれない
じゃないですか⁉︎」
なるほど〜
それはたしかに大変です。
そんな大切な数字が出てこなくて
いいんですか?と聞いてみました。
「だから相談しているんじゃ
ないですか!」
なるほど〜
このブログで何度か書いていますが、
問題解決の基本は、
「人」と「こと」を分ける
ということです。
今回で言うと
仕事できない「あいつ」
と
「数字が出てこない」
を分けるということです。
数字が出てこないのは
「あいつ」のせいかもしれません。
でも、もともと、会社に
数字を出す仕組みがあれば、
問題はなかったわけです。
問題は、
数字が出てくる仕組みを
どうつくるのか?
です。
そういう話をすると、
数字は出てこないのは、
「会社」が悪いのか?
という話になります。
しかし、
いい悪いはどうでもいいんです。
最近、お気に入りの
この本からの引用です。
管理しない会社が
うまくいくワケ
この本にこう書いてあります。
「自分が関わっているかぎり、
問題は自分にある」
いい悪いでいうと、
「会社」も悪いし、
「あいつ」も悪い・・・
「あいつ」のほうが悪いだろ!って?
もういいじゃないですか!(笑)
だって、
数字の出せない「あいつ」に
その仕事をさせているのは
誰ですか?
ねっ!
だから、社長が相談すべき内容は、
「どうしたら数字が出てきますかね?」
です。
ここまできたら、
あとは、「強み」を持っている人を
見つけるしかありません。
その部署で数字を出せそうな人に
数字を出させるということです。
そして、
「あいつ」にその人を
徹底的に支援させるように
指示することです。
「あいつ」は変えられません。
「あいつ」にフォーカスする限りは
問題は半永久的に解決しません。
問題は「しくみ」がないことです。
チームの成果は
「人」×「しくみ」×「関係性」
です。
「人」がだめなら「しくみ」で!
「しくみ」がだめなら「関係性」で!
全部だめなら、あきらめましょう!(笑)
笑っていられませんね!
それは
「人」を入れ替えるということですから・・・
失礼しました・・・(笑)
今日も最後まで読んでいいただいて
ありがとうございます。
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