先日、テレビを見ていたら
クラッシャー上司
という言葉が紹介されていました!
業績を上げる…
社長からの信頼は厚い…
でも、社員を潰す上司
のことだそうです。
いろいろな言葉が出てきますね!
そう言えば、
先日もお客様のところでも
相談がありました。
部下の話を聞かず
決めつけた言い方をする…
部下の発言に被せて
話をする…
部下が提出した資料を
ろくに見ることなく
突き返す…
自分の間違えは認めず、
すべて部下の責任…
その部下への注意だけが
異常なほどに長い…
都合が悪くなると、
大声でどなる…
その部下の目の前で
ため息をつく…
その部下だけ
打ち合わせに呼ばなくなる…
その部下を無視する…
これって、
「パワハラ」に該当するのでしょうか?
という相談です。
しかし、
「パワハラ」の判断は
難しいのです。
それは、
事実が分からないからです。
事実を確認するために、
「パワハラ」をしている本人、
されているという本人、
周りの人に話を聴くようにして
もらっています。
そうすると、
「パワハラ」をしている本人以外は
「パワハラ」があったという話に
なることが多いです。
つまり、
本人だけが気づいていない…
本人に自覚がないのが
一番の問題です。
自覚がないから、
直しようがないのです。
なぜ、
本人に自覚はないのでしょうか?
それは、
本人は正しいことをしている
と思い込んでいるからです。
そして、厄介なことに
その上司の言い分が正しい場合もあります。
しかし、
どんなに上司の言い分が正しくても、
間違っていることがあります。
それは、人をモノとして見ている
ということです。
心の持ち方は2つあります。
1つは、
人を人してみる心
もう1つは、
人をモノとして見る心
これは、『箱』のセミナーで
いとちゃんこと、伊藤さんから
教えてもらったことです。
人をモノとして見るというと、
なんか、冷たい感じを受けます。
「私は、
そんな冷たい人間じゃありません!」
なんて、言われるかもしません。
しかし、
ここで、モノとして見るとは・・・
相手を
便利なモノ
邪魔なモノ
取り換えの利くモノ
無関心なモノ
として見ることです。
つまり、
自分の欲求を満たすために
人を利用しているのです。
人間ですから、
利用したり、利用されたりは
あると思います。
しかし、
人を利用するのに慣れてしまうと
人の痛みに気付けなくなります。
それは、
人をモノと見ることに
慣れてしまっているからです。
ここで、
気を付けないといけないのは、
人をモノとして見ていることは
相手に伝わってるということです。
『パワハラ』って、
程度の差はあると思うのですが、
こういうことだと思うのです。
相手をモノとして見ているから
人権侵害なんです。
人を人として見ていないので・・・
そして、
自分をモノ扱いしている上司の元で
一生懸命働こうという人はいません。
もし、いるとしたら、
他に行くところがないので、
割り切って、そこにいるだけです。
つまり、
社員をモノ扱いすると、
モノとして返されます。
絶対にいい仕事はしません。
強みを活かそうともしません。
だから、
社員をモノとして扱っている会社には
チームビルディングは導入できません。
人をモノとして見ている上司に
どうやって気付いてもらうか?
私は
モノとして扱われる社員さんが
気の毒だと思います。
でも、
人の痛みが分からなくなった上司に
いくら、気の毒だと言っても
伝わりません。
だから、そういう上司の方に
話をするときは、
「人をモノとして扱っている限りは、
成果は上がりませんよ!」
と言うようにしています。
私がやろうとしているのは、
上司に改心してもらうことではありません。
成果の上がる方法をとってもらいたいだけです。
その結果、人を人として見る
職場環境ができればよいと
思っています。
これが、問題を解決することなく
問題を解決する方法だと思います。
今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。
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