こうして人はすれ違う・・・

先日、お問い合わせをいただいた
お客様の会社にお伺いしました。

 

社長さんがボスマネジメント
していることに気づいて
マネジメントスタイルを
変えたいと・・・

 

ボスマネジメントとは
怒ったり、脅したりして
相手をコントロールして
人を動かすやり方のことです。

 

そんなやり方はしたくない!

 

マネジメントのスタイルを
変えたい!

 

最近、このような相談が
増えています。

 

 

そもそも、
経営者の方は優秀で
何でも、できてしまいます。

 

できるできないの基準は
自分を基準にします。

 

それを基準にしたら、
みんな、できない人になります。

 

だから、
できない人にこう言います。

 

「なんで、できないの?」

 

「どうして、やらないの?」

 

 

別に非難しているわけで
はありません。

 

何とかできるようになって
欲しいだけなんです。

 

社員に給料を払うために
売上が上がらないと
困るのです。

 

売上!売上!と言ってきたのは
自分がお金持ちになる
ためではありません。

 

早く借金を返して
会社にお金を貯めて、
安定的な会社にしたかったのです。

 

安定的な会社にして、
会社を社員を守りたかったのです。

 

別に好きで社員に厳しくしようと
したわけではありません。

 

そうしないと、
会社が生き残って
これなかったのです。

 

 

そんな必死の毎日を経て
すこしずつ会社が安定してきて
ようやく一息つけると思ったら
人が育っていない・・・

 

気がついたら、
みんな、お客様よりも
社長の顔色を見て
仕事している・・・

 

怒られないことを
第一に仕事をしているため
指示がないと動かない・・・

 

社長のお金儲けのために
コキ使われていると思っているので
モティベーションが上がらない・・・

 

なんで、こんな組織になって
いるんだろう・・・

 

 

そうか!
これが自分がやってきた結果か⁈

 

自分は必死に会社と社員を
守ろうとしてきただけのに・・・

 

社員が萎縮してしまっている。

 

誰も本当のことを言ってくれない。

 

自分が本当にしたかったのは、
社員が伸び伸びと働いている
職場だったのに・・・

 

何とかして、軌道修正しなくちゃ!

 

でも、どうして良いか?
分からない・・・

 

 

こんな感じの相談でした。

 

ここまで来てしまうと
ちょとやそっとでは、
変わりません。

 

何が?というと、
社員が社長を見る目です。

 

それは恐怖」です。

 

いったん、恐怖が生まれると
そう簡単には消えません。

 

恐怖を感じさせようと
したわけではないのは分かります。

 

しかし、必死にやってきた結果、
恐怖で人をコントロールしてきたのです。

 

それは、仕方がなったんです。

 

社長は一生懸命だった・・・

 

たぶん、社員さんも分かって
いると思います。
(分かっていなければ、
辞めてしまっているので・・・)

 

 

「これからはやり方を変える!」

 

そう言っても、恐怖は消えません。

 

恐怖ってそういうものです。

 

だから、
歩み寄ろうとしてもすれ違う・・・

 

どうしたらいいのだろう?

 

 

自分が変わって、
社員を大切にしようという気持ち
を持ち続けていれば、
いずれ、伝わる日がやってくる・・・

 

社員は分かってくれる・・・

 

いつか、会社は変わる・・・

 

ある日、突然、
笑顔あふれる職場になる・・・

 

・・・

 

・・・んなわけ、ありません。

 

 

ロボット人事は
リアリストですから、
そんな“ふわっとした話”はしません。

 

では、どうするの?

 

長くなってので、
続きは明日のブログに!(笑)

 

 

今日も最後まで読んでいただいて
ありがとうございます。

 

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