昨日はお客様の
事業計画発展会議に
参加をしてきました。
お付き合いが始まって
5年が経つと思います。
当初は、社長が作った計画書を
読み上げるだけでしたが、
ここ数年は、各部署の責任者が
自分で計画書を作り、
発表しています。
皆さん、自分の言葉で
来期の目標を説明をしています。
「なんとしても、
この目標を達成する!」
という決意が伝わってきます。
自分の言葉で話しているので
聴いている人に気持ちが
伝わります。
目標が自分事になっています。
どうしてこんな風に成長することが
できたのでしょうか?
それは、自分の頭で
考えるようになったからです。
この会社では、
毎月、会議をしています。
私もファシリテーションとして
参加をしています。
毎月の売上と経費を出して
利益がどれだけ出ているのか?
見込みの売上がいくらで
粗利はどれだけあるのか?
そして、
来月までに何をするのか?
自分たちで考えて
自分たちで決めてやる
ということを繰り返してきました。
そして、ことある毎に
なぜ、その数字が必要か?
数字の意味も伝えてきました。
どうして、
この利益が必要なのか?
この利益を上げるためには、
売上がいくら必要なのか?
その数字の意味が分かれば、
自分のこととして考えられる
ようになります。
つまり、
会社の目標を自分事にするには
数字の「意味」を伝えればよいのです。
このように書くと簡単ですが、
実際にやろうとすると
そう簡単ではありません。
まず、
経理から数字が出てきません。
経理が数字を出すためには、
各部署から数字が上がってくる
「しくみ」がなければなりません。
さらに、
その数字を会議で使おうとしても
経理が出してきた数字と
各部署が出してきた数字が
合わなかったりします。
それは、
言葉の定義が違っていたり
数字のとらえ方が違っているからです。
そのギャップをお互いが話し合って
埋めていかなければなりません。
それには、
ちゃんと話し合うという
「関係性」がなければなりません。
つまり、
「しくみ」×「関係性」です。
この2つがあれば、
会議を運用することは
できると思います。
実は、この状態が、
チームワークがよい状態です。
「しくみ」を
みんなで回して行こう!
ということです。
ここからさらに
成果を出そうと思ったら、
「人」が必要になります。
「人」というのは、
その人が持っている
強みや能力や技術や情報や
想いといった
その人の「個性」です。
チームワークに
「個性」が加わることで
唯一無二のチームになります。
このメンバーだからこそ
自分が活かされていると
感じられるようになります。
自分はこのチームの中に
居なくてはならない存在だと
強く認識できるようになります。
つまり、
チームの中に
自分の居場所や役割が
明確になることで、
チームで起こっていることが
自分事になるだと思います。
だから、
チームワークの中で、
その人をどう活かすか?を考えることで
よりチームが強くなるのだと思います。
そして、それが
チームビルディングとして
目指している状態なのです。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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