4WDの代名詞ともいわれたパジェロが
年内で販売を終了するそうです。
「世界一過酷なモータースポーツ競技」
といわれるダカールラリーで
1997年、日本人ドライバーとして
初めて篠塚建次郎氏が総合優勝。
その後、2001年以降、
7連覇という偉業を成し遂げました。
日本の品質を世界に知らしめた
名車だと思います。
そんな名車がなくなってしまうのは
なんとも残念です。
あらためて、
ネットで記事を調べてみると、
4~5年前からモデルチェンジの開発
をしていなかったようです。
三菱自動車としては、
残すつもりがなかったように思います。
同じ名車でも、
トヨタのクラウンは違います。
2003年ゼロクラウンとして、
今までのクラウンをゼロから見直して
今の時代にあったクラウンを
作り上げました。
そこには、クラウンという車を
なんとしても残そうとする
トヨタの意地を感じます。
車に興味のない方にとっては
なんのことだかわからない話
かもしれませんね!
言いたいことは、
結局、変わらないという
意思決定をした時点で、
消えていく運命なのだと思います。
昨日は、ある自治体の依頼で
「若者に選ばれる会社とは?」
というテーマでセミナーをやりました。
そこで、お話をしたのは、
若者の働く目的が変わっている
というお話です。
日本生産性本部は、毎年、
新入社員に「働く目的」ついて調査
を実施しています。
主な回答は・・・
「経済的に豊かになる」
「楽しい生活をしたい」
「自分の能力をためす」
「社会の役にたつ」
です。
もし、ご自分なら、
「働く目的」として何を選びますか?
では、若者が選んだ
「働く目的」をお伝えします。
第4位「社会の役にたつ」8.8%
第3位「自分の能力をためす」10.0%
第2位「経済的に豊かになる 」30.4%
第1位「楽しい生活をしたい」41.1%
なんと、
「楽しい生活をしたい」が1位です。
過去の推移をグラフで見ると明らかですが、
「楽しい生活をしたい」が伸びる一方、
「自分の能力をためす」が減っています。
過去45年間の経緯はコチラ
平成30年度新入社員「働くことの意識」調査結果
https://activity.jpc-net.jp/detail/mcd/activity001538/attached.pdf
もし、若い人を採用したいと
思っているにもかかわらず、
「働く目的」の感覚が
ズレているのであれば
変わらなければなりません。
その時に、
今まで積み上げてきたものを
手放さないといけません。
これが難しい・・・
自分が上手く行っているものを
手放すのは、恐怖でしかありません。
しかし、手放さなければ、
新しいものは手に入りません。
結局、何となくでは、
変われないのです。
強い意志をもって
変わるしかありません。
こういう時のために
ミッションがあるのだと思います。
何のために、
この会社があるのか?
何のために
この仕事をしているのか?
日産と三菱
やはり、合併すると、
そこら辺が曖昧になるのでしょうか・・・
一番悔しい想いをしているのは、
三菱自動車の社員さんだと思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
5月のセミナーの日程が決まりました!
言い方を変えるだけで、
社内の「人間関係」が改善し、
社員が誰一人辞めなくなる
『ロボット型』組織づくりセミナー
いつもブログでお伝えしている
「効き脳」診断をしてゲームをしながら、
人と人がすれ違うメカニズムを
参加者の皆さんと一緒に学びます!
2019年5月27日(月)です。
14時半から17時半です。
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