NHK Eテレ
『SWITCHインタビュー 達人達』
の再放送を見ました。
ミュージシャンの
奥田民生さんと
YouTubeの音楽部門総責任者
であるリオ・コーエンさん
の対談でした。
『SWITCHインタビュー 達人達』
奥田民生✕リオ・コーエン
https://www4.nhk.or.jp/switch-int/x/2019-06-08/31/17830/2037208/
YouTubeは音楽配信サービス
を始めています。
YouTubeに限らず、
沢山の音楽配信サービスがあり
多くの人が利用しています。
昔は12〜13曲作って
アルバムとして
楽曲を発表していました。
逆の言い方をすると
アルバムを作らないと
曲を売り出せませんでした。
しかし、いまは、
インターネットがあるので、
作った曲をすぐ売り出すことが出来ます。
そうです。
沢山の曲を作らなくても
音楽を発表できるようになりました。
つまり、
アルバムはいらなくなりました。
レッド・ツェッペリンは
アルバムを作るのに
毎回エベレストに登るような
苦労をしていたと言われています。
もしも、
彼らがデジタルの世界にいたら、
アルバムから解放され、
いつでもシングルを出せたかも
しれません。
アルバムを作らなくても
曲を発表できる!
インターネットが
ミュージシャンの「構造」を
変えてしまいました。
そして、
「構造」が変わることで
ミュージシャンの「メンタルモデル」
も変わりました。
ミュージシャンは
アルバム作りから解放されました。
楽曲ができたら、発表すればいい!
それは良いことだと思うのですが、
その反面、失うものもあるのでは
ないでしょうか?
映画「ボヘミアンラプソディー」
の中でも、アルバムをつくるために
メンバーが山奥の小屋にこもって
曲作りをしていました。
結果、「ボヘミアンラプソディー」
が生まれました。
アルバムがなくなるということは
曲作りの機会を失うということ
ではないか?
と思うのです。
アルバムを作るからこそ
生まれる楽曲もあったと思います。
アルバムからシングルカットされて
売れた楽曲もたくさんありました。
そういえば、
「シングルカット」という言葉も
聞かなくなりました・・・
アルバムという「構造」がない中で
従来通り、楽曲を作れるのか?
宿題が出ていないのに
勉強をするのか?という話です。
しかし、今の時代は
ストレスが取り除かれることが
良しとされる時代です。
ストレスがなくなるのは
良いことですが、
同時に、負荷がなくなります。
負荷がなくなれば、成長できません。
だからといって
「今」を否定し「過去」に戻るべきだ!
と言うつもりもありません。
ただし、問題は、
どうやって成長するのか? です。
過去は、「構造」によって
人がストレスを受けて成長しました。
いやをなしに
「構造」に巻き込まれ
結果として、成長できました。
世の中の慣習に身を任せていれば
成長ができました。
しかし、「構造」なき後、
ストレスフリーの状態では
成長できません。
「構造」がストレスを与えない分
自ら、求めていかないと
成長できません。
つまり、誰しもが成長できる時代
ではなくなりました。
自ら「ビジョン」をもって
その達成に向かわない限り、
成長ができない・・・
しかし、「ビジョン」なんて、
行動しないと見つからない・・・
行動するには「ビジョン」がいる・・・
今後、「構造」改革は進んでいくと
「しなければならないこと」が
ますます無くなっていきます。
だからこそ、
「ビジョン」が大切になってくる
と思います。
アルバムの話から
小難しい話になりました。
しかし、
「働き方改革」と言っている一方で
年金2000万円足りません!
みたいな話になっています。
「働き方改革」を受け身でやっていると
大変なことになるんじゃないか?
と思うんですよね!
その話はまた別の機会にしたいと
思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
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