お乳は急には止まらない

岸田総理が
「牛乳をいつもより1杯多く飲んで」
と異例の呼びかけを行いました。

 

新型コロナの影響で
学校給食や飲食店での消費が減り、
さらに、年末年始で
市中の需要が極端に減ることで、
生乳が5000トン
棄てられることになりそうです。

 

バターやチーズにするにも
製造工場はフル稼働で、
これ以上、加工するのも難しいようです。

 

生乳を減らせばいいと言っても
牛はお乳を出さないと、
病気になってしまいます。

 

そうなると、
牛の数を減らすしかありません。

 

牛を減らすということは、
牛を殺すということですから、
そんな身勝手なことはできません。

 

また、減らしたとしても、
生乳の需要が増えれば、
牛が必要になりますが、
牛を急に増やすことはできません。

 

人間で身勝手な存在ですね!

 

その話はおいておいて、
もっとも現実的な解決策は
みんなで牛乳を飲むことです。

 

牛にも酪農家の方にも罪はありません。

 

皆さんで牛乳を飲みましょう!

 

で、今日、ブログに書きたいのは、
生乳の量をすぐに調整できない
「構造(メカニズム)」についてです。

 

当たり前ですが、
生乳は牛からしか採れません。

 

生乳の量を増減することは、
牛の数を増減することです。

 

しかし、牛は生き物なので、
急に、牛の数は増減できません。

 

つまり、
牛の数を調整しようと思ったら、
「オクレ」が生じます。

 

この「オクレ」のために、
生乳が余るという問題が起きるのです。

 

問題が起きた時点では
問題解決のしようがありません。

 

このような問題を解決するには、
「オクレ」を考慮して、
問題解決にあたるしかありません。

 

つまり、
長期的な視点をもつということです。

 

私がコンサルをしている組織でも
「オクレ」の問題が存在します。

 

それは「人」です。

 

世の中の変化が早く
ニーズの移り変わりが早いので
ビジネスモデルも
そのスピードに合わせて
変える必要があります。

 

ビジネスモデルが変わるということは、
そこで働く人の
仕事内容も変わることを意味します。

 

しかし、「人」は、
そんなに早く変われません。

 

解決方法は2つです。

 

外から「人」を採用するか?
「人」を育てるか?

 

どちらにしても時間がかかります。

 

だから、「オクレ」を考慮して
早く手を打たなければならないのですが、
どういう訳か?

 

「人」の問題が後回しになります。

 

なぜか?というと、
ビジネスモデルを変える人は
人の問題がわかっていないからです、

 

そして、
人を教育する人も
ビジネスがわかっていないからです。

 

結局、両方のことがわかっていないと
ビジネスモデルは変えられない
ということです。

 

ビジネスモデルが上手く行かない時は
人に問題があるかも?と考えて、
人の問題が起こっている時は、
ビジネスモデルに問題があるかも?
と考えると、原因が明確になります。

 

原因がわかれば打ち手もわかります。

 

人の問題とビジネスモデルの問題は、
是非、セットで考えてみて下さい。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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