チームワークよりもチームビルディング!

サッカー日本代表は
今、コパ・アメリカに参戦しています。

 

コパ・アメリカは
南米の各国代表チームによる
選手権大会です。

 

本気の南米チームと対戦できる
数少ない大会です。

 

昨日はウルグアイ戦

 

南米の強豪です。

 

FIFAランクは6位
(日本は28位)

 

今回はメンバーがそろわずに
東京オリンピックを見据えて、
若いメンバーで臨んいます。

 

結果は2-2のドロー

 

内容的に真っ向勝負でした。

 

ブラジル人記者も
「やるじゃないかニッポン!」
とツイートしたそうです。

 

確かに、印象に残ったのは、
「個」の力です。

 

1点目は、
三好選手が右サイドを駆け上がって
ニアを狙ってのシュート

 

中にパスを出さないで、
自分で決めに行きました。

 

2点目も三好選手ですが、
センターリングを上げたのは
中島選手

 

左サイドをドリブルで
ディフェンスを引き離しての
センターリング

 

それにしても、この中島選手

 

とにかくドリブルで仕掛けます。

 

ドリブルで取られても「笑顔」

 

ニコニコしながらプレーしています。

 

あんなに楽しそうにプレーする
選手をみたことがありません。

 

そのプレーをみて、
「個」が強くなったと思いました。

 

「個」が強くなるには、
2つあると思っています。

 

失敗することをおそれずに
リスクを取りに行く「個」と
そのリスクをカバーする「チーム」です。

 

「個」を発揮しようとすると
リスクがあります。

 

「個」には強みも弱みもあるからです。

 

ドリブルで仕掛けていって
ボールを取られたらピンチになります。

 

実際に、
0-4で惨敗したチリ戦は、
中島選手のいる左サイドを狙われ
ピンチを作りました。

 

中島選手が
「個」を発揮できるように
するためには、
ボールを取られたときに
代わりに守備に入る選手が必要です。

 

つまり、
「個」が力を発揮できるように
「チーム」で支えるという考え方が
必要になります。

 

「チーム」というと
みんなに迷惑をかけないようにする
というような「和」のイメージが
あるのかもしれません。

 

このような「チーム」のイメージが、
「個」と「チーム」を対立しているもの
と思わせているのだと思います。

 

そんな「チーム」のイメージが、
「チームワーク」だと思います。

 

「みんなでやろうよ!」

 

そこには、平等の概念というか、
連帯責任のにおいがいます。

 

みんな同じという・・・

 

しかし、
「個」を活かす「チーム」で
あるためには、平等ではないのです。

 

得意な人がやればいいのです。

 

みんな同じではありません。

 

ドリブルが上手い人が仕掛けて、
守備の上手い人がカバーする。

 

人と人が違うからこそ、
自分の強みをどうすれば、
チームに活かせるのか?を考える
ことが必要です。

 

それが「チームビルディング」です。

 

つまり、
「個」を活かす「チーム」にするのは
「チームビルディング」が必要なのです。

 

今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。

 

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