昨日は、チームビルディングの
コミュニティーの有志が集まっての
会議が神戸でありました。
私たちのチームビルディングの
コミュニティーの世界観には
サッカーがあります。
そこで、その有志の集まりを
「クラブハウス」ということに
しています。
現在、100名近いメンバーがいますが、
来年には180名ぐらいになります。
そうなった時に、
「クラブハウス」のメンバーは
どうなっていればいればよいのか?
ということは話し合いました。
コミュニティーの「ビジョン」は
決まっています。
「チームビルディングが
当たり前になる世の中へ」です。
通常、
問題解決をしようと思うと、
ギャップを埋めようとします。
そもそも、問題とは何か?
問題とは、
理想と現実の間にあるギャップです。
我々のコミュニティーでいうと、
チームビルディングが
当たり前でない世の中(現状)と
当たり前である世の中(理想)のギャップです。
このギャップを埋めに行きます。
例えば、
チームビルディングの
認知度が低い・・・
チームビルディングの
メンバーの数が少ない・・・
チームビルディングの
コンサルの価値が伝わりづらい・・・
このギャップを埋めるためには
どうするのか?
を考えます。
つまり、ギャップを埋めていく。
この考え方を
ギャップアプローチと言います。
もともと、この考え方は
製造業で使われていた考え方です。
「『なぜ?』を5回繰り返せ!」
みたいな話です。
これで問題を解決してきました。
しかし、コミュニティーの問題は、
『なぜ?』を5回繰り返えしても
上手く行きません。
なぜでしょうか?
製造業は、流れ作業です。
流れ作業は、流れていますが、
1つ1つは分断されています。
材料の発注、受け入れ、加工、出荷
連携が要らないわけではないですが、
1つ1つが独立しています。
だから、
1つ1つを解決していけば
全体が解決するのです。
これに対して、
コミュニティーは、部門がありません。
もちろん、役割はあると思いますが、
役割に縛られて、やらないということは
ないと思います。
メンバーが流動的に動いています。
流動的に動いている中で、
1つ1つ解決しても全体は解決しません。
そうです。
ルービックキューブの話です。
赤い面をそろえようとすれば、
青い面が崩れる。
青い面をそろえようとするは、
赤い面が崩れる。
これでは、いつまで経っても
問題が解決しないのです。
だとしたら、どうしたらよいのか?
それが、ポジティブアプローチです。
ギャップを埋めるのではなく、
理想の状態になるためには
どうなっていたらいいのだろう?
という考え方です。
そのように考えていくと・・・
チームビルディングのメンバーについて
お互いがもっと知れる機会が
あったらいいよね!
チームビルディングのメンバーが
一人ひとりが圧倒的に活躍していたらいいよね!
チームビルディングのメンバー同士が
もっと気軽に相談できる場が
あったらいいよね!
こんな感じになります。
ここで、大事なことは、
やることが楽しいと思えるか?
ということです。
コミュニティーですから、
誰かにチェックされるわけでもありません。
やるか?やらないか?は
自由です。
そう考えた時に
楽しくないとやらないのです。
今、会社も含めて組織は、
製造業型の組織から
コミュニティー型の組織に
変わってきました。
つまり、製造業であっても
流動的に人が動かなければならない
時代になってきました。
そうなった時に
どの業種もコミュニティー的な
発想が必要になってきていると思います。
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございます。
2冊目の電子書籍が発売になりました!
人の成長と会社の成功を導くチームビルディング②
~社員の動かない理由を理解すると組織は動き出す~
「チームビルディング」を活用した
組織の作り方について書きました。
アマゾンKindleストアのページ
https://amzn.to/32abFRZ
http://robotjinji.com/2019/06/30/post-876/
8月のセミナーの日程が決まりました!
言い方を変えるだけで、
社内の「人間関係」が改善し、
社員が誰一人辞めなくなる
『ロボット型』組織づくりセミナー
いつもブログでお伝えしている
「効き脳」診断をしてゲームをしながら、
人と人がすれ違うメカニズムを
参加者の皆さんと一緒に学びます!
2019年8月23日(金)です。
場所は、新橋
時間は、14時半から17時半です。
詳しくはコチラ
http://robotjinji.com/2019/07/03/post-888/
コメントを残す